先ほど、メルマガ最新号
「FX・株のテクニカル分析入門 第14号
一目均衡表 その2
時間論 前半 基本数値 おまけつき 」
を発行いたしました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第13号
一目均衡表 その1
チャート(罫線) 各線の見方、好転、逆転
こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
今日は我が国が世界に誇るテクニカル分析システム、
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)についてご紹介します。
■一目均衡表ってよく聞くんやけど、いったい何やねん?
一目均衡表は、一目山人(本名:細田悟一氏 1898年-1983年)が

1935年(日中戦争の2年前)に
都新聞(現在の東京新聞)で発表したテクニカル分析体系で、
その名は、相場の趨勢・バランスが 「一目で」 わかる
ということに由来すると言われています。
英語圏では、そのまま「Ichimoku Kinko Hyo」、
或いは「A Glance at an Equilibrium Chart」などと呼ばれています。
「Ichimoku Kinko Hyo」 - Google 検索
http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?ichigoog
一目均衡表は、
・時間論、
・波動論、
・値幅観測論
を三大骨子とし、
それらを三位一体として総合的に分析するのが肝要とされています。
これらについては次回以降ご紹介します。
■「均衡」の意味
「均衡」という言葉が使われているのは、
実は非常に深い意味がこめられています。
一目山人の高弟である佐々木英信氏は
『一目均衡表研究』で以下のように書かれています。
「一目山人翁のいう「株価の現在性を知る」とは、
現在の株価(価格)それ自身が持っている力(現在性)を知るということです。
これは、簡単にいえば、売り方と買い方のいずれが勝ち、
または負けているかを知るということであり、
実はこれを知りさえすればほぼ十分であるとさえいえるのです。」
『一目均衡表研究』より http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?ichimoku
つまり、一目均衡表理論においては、
価格変動の本質は、
売り買いのバランス(均衡)が崩れることであり、
相場予測においては、相場の「売り」「買い」の
均衡状態を看破することが最も重要。
そして一目均衡表は、その均衡状態を知る為の
具体的な手段・ツールであるということです。
このことからも、一目均衡表はトレンド系のインディケータと言えます。
均衡が破れたままであれば、そのトレンドは継続することになるため、
均衡状態に新たな変化が顕れるまでは、ポジションを持ち続けるのが
基本的な戦略となります。
■哲学がどうのとかややこしい話はもうええ。ワシは具体的な儲け方を知りたいンや。
以下、一目均衡表の具体例です。
ドル円日足 一目均衡表
http://www.fxtechnical.net/imgs/ae00173.JPG
ユーロ円日足 一目均衡表
http://www.fxtechnical.net/imgs/ae00174.JPG
ユーロドル日足 一目均衡表
http://www.fxtechnical.net/imgs/ae00175.JPG
NZD円日足 一目均衡表
http://www.fxtechnical.net/imgs/ae00179.JPG
■いっぱい線があってわけわからんぞゴルア!!!
ローソク足(一目均衡表では「日々線」と呼ぶことが多い)
と、5本の補助線から構成されます。
一つずつご説明いたします。
http://www.fxtechnical.net/imgs/ae00174.JPG
【1】 基準線
=過去26日間の、最高値安値の平均値
=中期的なトレンドを示す。
基準線の上昇を伴わない上昇相場は、比較的短命とされています。
【2】 転換線
=過去9日間の、最高値安値の平均値
=売り買いの均衡点。
転換線が基準線をクロス=売り買いのサインとされています。
【3】 遅行スパン(遅行線)
=終値を26日前に記載
遅行線は、初心者の頃は無視しがちなのですが、重要です。
遅行線が雲にさしかかるとき、日々線にさしかかるときが、
重要なポイントとされます。
ポジションを持っている場合は、
手仕舞い或いはドテンのポイントになります。
【4】 先行スパンA
=転換線と基準線の平均値を、26日先に記載
【5】 先行スパンB
=過去52日間の最高値安値の平均値を、26日先に記載
先行スパンAとBに挟まれた領域を「雲」と言います。
■雲?なんか聞いたことあるで。
雲 Ichimoku Cloud
2本の先行スパンに挟まれた領域を、「雲」と呼びます。
雲は、一目均衡表でおそらく一番有名な概念で、
個人的には一目均衡表で一番重要と考えています。
グーグル英語版で検索しても、
このIchimoku Cloudという言葉が結構ヒットします。
● 機能
この雲の機能で有名なのが、サポート、レジスタンス機能です。
日々線が雲の上にある場合、雲がサポート、
雲の下にある場合、雲がレジスタンス(抵抗帯)となります。
気持ち悪いくらいよく当たります。
ユーロ円
http://www.fxtechnical.net/imgs/ae00174.JPG
ユーロドル
http://www.fxtechnical.net/imgs/ae00175.JPG
私個人はデイトレードの際には、1時間足、4時間足での一目雲を
重視しています。
●雲のねじれ
もう一つが、「雲のねじれ」で、流れが変化する時間帯を示すと言われます。
信頼性は?です。
機能しているとは思えないので、
無視しても良いでしょう。
■はいはい。で、どうやったら楽々ガッツリ儲かるンや?
●買いサイン 好転
1.基準線を転換線が下から上にクロス(転換線>基準線)
2.日々線が雲を上抜ける
3.遅行スパン(遅行線)が、日々線を下から上にクロス
三つそろえば三役好転
ドル円
http://www.fxtechnical.net/imgs/ae00183.JPG
■売りサイン 逆転
上記の逆です。
1.基準線を転換線が上から下にクロス(転換線<基準線)
2.日々線が雲を下抜ける
3.遅行スパン(遅行線)が、日々線を下方クロス
三つそろえば三役逆転
ドルカナダ
http://www.fxtechnical.net/imgs/ae00184.JPG
ご自分で、いろんなペアで一目均衡表をながめてみてください。
なかなか面白いです。
■チャート作成上の注意
一目均衡表では、終値が非常に重要な意味を持ちますが、
為替はご存じの通り24時間ノンストップなため、
本質的に日足の終値という概念がありません。
そこで日足を作成する際には、便宜上終値(一日の区切り)を、
ニューヨーク市場の終値を用いるのが良いとされます。
夏時間:日本時間 6:00
冬時間:日本時間 7:00
この点、
・外為どっとこむ
http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?2
・マネーパートナーズ
http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?4
・パンタレイ証券
http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?pan
(チャート http://www.fxtechnical.net/imgs/ae00180.JPG)
は、NYクローズで日足が切り替わるのでオススメです。
GFTはGMT(グリニッジ標準時)0時で切り替わり、
また、MetaTrader採用業者は業者によって様々だったり、
設定が難しかったりするのであまりオススメしません。
■ テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の五つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
★ 外為どっとコム リアルタイムチャート
一目均衡表、ポイント&フィギュア、ローソク足型を見るときは
ここのチャートを使っています。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設で無料で使えます。
→ http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?2
★ MJ、パンタレイ証券
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?1192
→ http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?pan
★ マネーパートナーズ ハイパースピード
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
→ http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?4
★ GFT DealBook
一目均衡表の表示が可能ですが、
日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
4時間足での表示がオススメです。
口座開設で無料で使えます。
→DragonFX24 http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?16
→GFT系業者さん一覧 http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?gftkei
★ MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには
特殊なカスタマイズをする必要があります。
→MetaTrader系業者さん http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?MT
■ 次回予告
次回は、
一目均衡表 その2
時間論 :基本数値による変化日予測
をご紹介します。
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■特集:一目均衡表
一目均衡表 その6 値幅観測論 後半 応用計算値 【FX・株のテクニカル分析入門 第18号】
一目均衡表 その5 値幅観測論 前半 基本計算値 【FX・株のテクニカル分析入門 第17号】
一目均衡表 その4 波動論 【FX・株のテクニカル分析入門 第16号】
一目均衡表 その3 時間論 後半 対等数値論 【変擬、隔擬、重擬】 【FX・株のテクニカル分析入門 第15号】
一目均衡表 その2 時間論 前半 基本数値 おまけつき 【FX・株のテクニカル分析入門 第14号】
一目均衡表 その1 チャート(罫線) 各線の見方、好転、逆転 【FX・株のテクニカル分析入門 第13号】
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