記事カテゴリ: FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧 , ローソク足入門 【必修】(パターン系) , 酒田五法入門(パターン系)

2008年8月 2日

ローソク足入門(7) 酒田五法 その3 三兵、三法 永遠の鉄則 おまけつき 【FX・株のテクニカル分析入門 第71号】

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以下は前号のバックナンバーです。

    

FX・株のテクニカル分析入門 第71号 

ローソク足入門(7) 酒田五法 その3 

三兵、三法 永遠の鉄則 おまけつき

    
  
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こんばんは。FXTECです。
   
いつもご愛読ありがとうございます。
   
感謝します。
  
  
    
さて、本日は、
  
ローソク足入門(7) 酒田五法 その3  三兵、三法 
  
永遠の鉄則
  
についてご紹介します。
  
  
  
   
酒田五法は一般的には、
  
【1】 三山
   
【2】 三川
  
【3】 三空
  
【4】 三兵
  
【5】 三法
  
の五類型で構成されるとされています。(通説)
  
以下、詳しくご説明いたします。
  
  
  
  
■酒田五法 各論 前号からの続き
  
  
  
■【4】 三兵
  
《定義》
  
三兵とは、陽なら陽、陰なら陰が3本平行して同一方向に
  
向かっているものをいいます。
 
  
■4-1 赤三兵
  
http://www.fxtechnical.net/media/file_20070211T132249437.GIF


   
   
《定義》
   
高寄りはしないが着実にジリ高となる陽線の三本連続を赤三兵といいます。
 
   
《解釈》
 
赤三兵は大きな上げ相場の前兆、
 
上影を引いている赤三兵先詰まりは、上昇力の鈍ってきた証拠、
 
三線目が小陽線のコマとなる赤三兵思案星は、転換時期が近い

とされます。
  
  
《具体例》 
 
http://www.fxtechnical.net/imgs02/ay586.JPG

ay586.JPG
  
赤三兵が出たから買い、というような売買サインにするというよりも、
  
相場全体の地合いを計測する指標に使うと良いでしょう。
  
赤三兵が出たから、利益確定はまだ先にしよう、等。
  
  
   
  
   
■4ー2 黒三兵
  
http://www.fxtechnical.net/media/file_20070211T132249843.GIF


  
  
《定義》
 
安寄りはしないが着実にジリ安となる陰線の三本連続を黒三兵といいます。
 
坊主陰線(ヒゲがない陰線)が三連続示現したものを坊主三羽、
 
大引値と翌日寄付き値が同じ形で坊主陰線が三本続いているものを
  
同時三羽といいます。
 
  
《解釈》
  
下落トレンド継続と見ます。

   
  
初心者の過ちに多いのが、
  
「これだけ下がったんだから、もうそろそろ反転するだろう」と考えて、
 
値頃感でなんとなく買ってしまい、結局その後も続落してしまうというものです。
  
プロの相場師たちは、
  
「これだけ下がるということは、もっと下がるかもしれない」
  
と考えます。
  
赤三兵と同様に、売買サインというよりも相場全体の地合いを計る指標として
  
利用するといいでしょう。
 
  
《具体例》
  
http://www.fxtechnical.net/imgs02/ay585.JPG

ay585.JPG
  
  
  
  
■【5】三法
  
  
《定義》
 
三法は、おそらく一番解釈が分かれているもので、いろんな説があります。
  
代表的な説としては、
  
  
【学説1】 三法とは、具体的な足型を類型化したものではなく、
  
「売るべし、買うべし、休むべし」の心構えをいうとする説。 (訓話説)
  
  
【学説2】 三法とは、「上げ三法」、「下げ三法」、「上放れ三法」等の
  
具体的足型を総称するものであるとする説。(足型説)
  
  
【学説3】 三法とは、「売るべし、買うべし、休むべし」の心構えに加え、
  
「上げ三法」、「下げ三法」、「上放れ三法」等の具体的な足型を総称した
 
ものであるとする説。(総合説)
  
 
等があります。
  
  
  
このメルマガで上げ三法などの具体的な類型をご紹介しても良いのですが、
  
私が検証した範囲では現実に機能しているとは思えませんでした。
  
というわけで、本稿では、第1説
  
 「売るべし、買うべし、休むべし」 の心構えを三法とする説(訓話説)
  
を採りたいと思います。
  
  
  
強気相場が永遠に上昇を続けるわけがないのと同じで、
  
投機で永遠に勝ち続けることは不可能です。
  
リバモア、バフェット、ロジャーズ、等々、欧米の天才的投機家たちも
  
皆口をそろえて言っていますが、

  
  
・チャンスが来るまでじっと待つ、

・待つも相場、
  

これが肝要です。
  
  
そして酒田五法的な「チャンス」とは、
  
三山、三川などの典型的パターンが示現するのをじっと待つ、
  
という事に他なりません。
  
  
  
■おまけ  
  
以下、「待つ」ことの大切さを説いた諸賢の言葉をまとめてみました。
  
   
■牛田権三郎(江戸時代の天才相場師)
  
「売り買いを、せかず急がず待つは仁、徳の乗るまで待つも仁なり」
  
「ただせくな、せく商いに徳はなし、五分安を買い、五分高を売れ」
  
「売り買いを、せけばせくほど損をする、とんと休んで、手を替えてみよ」
  
「買いぜきを、せぬが強気の秘密なり、いつでも安き日を待って買え」
  
「下がる理も、時至らねば下がるまじ、売りぜきするは、大たわけなり」
  
「順徳の、智の源は逆らう勇、その源は、待つ仁にあり」  

  
以上、『三猿金泉秘録』(江戸時代の相場書)より
  
※徹底して、チャンスを待つべきことを説いています。
  
  
  
■株式投資で空前の巨富を築いた投資の神様 ウォーレン・バフェット
  
「投資の世界には、見送りの三振がありません。
  
投資家は、バットを持ってバッターボックスに立ちます。
  
すると、市場というピッチャーがボールをど真ん中に投げ込んできます。
  
例えば、「ゼネラル・モーターズ株を47ドルでどうだ」という感じで投げてくるのです。
  
もし47ドルで買う決心がつかなければ、バッターはそのチャンスを見送ります。
  
野球であれば、ここで審判が「ストライク!」と言いますが、
  
投資の世界では誰も何も言いません。
  
投資家がストライクをとられるのは、
  
空振りしたときだけなのです。 (中略)
  
ピッチャーがまだボールを持っているのに、
  
あせってバットを振ってしまう。
  
私はそんなことはしません。」
  
『バフェットの投資原則』より
http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?bafe
  
  
  
■天才投資家ジム・ロジャーズ
  
「自分がしようとしていることに確信が持てるまで何もしてはいけない。
  
(中略)自分で正しいとわかるものが現れるまで待つんだ。 」
  
    
  
「Q:あなたと同じファンダメンタルズ分析をしているのに、
  
あなたのように継続的に正しい評価を下せる人がいないのはなぜですか?
  
ロジャーズ:正しいとわかるまで行動しないだけだ。
  
(中略)
  
Q:もし、あなたが描いた為替に関するシナリオと、
  
株式市場に関するシナリオと、債券市場に関するシナリオが
  
かみ合わない場合はどうしますか?
  
ロジャーズ:その場合は何もしないだろう。
  
そういうのはよくあることだ。
  
全てのピースがはまるまで、私は何もしない。 」
  
  
  
「投資にあたって誰もが学ぶべきルールは、
  
そうでないなら何もしない
  
ということだ。
  
たとえ少々やることがあっても、何もしないことだ。 」
  
 
 
以上、『マーケットの魔術師』より
http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?mmj01
  
  
  
■ナンバーワン短期トレーダー リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ
  
「私は「辛抱、辛抱、辛抱」と
  
自分に言い聞かせることにしています。
  
トレードをする前に、状況が整うまで待つようにしています。
  
状況が整ったら、注文を入れるための電話をする前に、
  
ゆっくり10まで数えます。 」
  
『新マーケットの魔術師』より
http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?mmj02

  
  
  
■ベテラン・トレーダー ランディ・マッケイ
  
「ええ、それだけのことです。
  
流れが簡単なときにトレードをして、
  
難しくなったら閉じる。
  
実際、これは私の
  
トレーディング哲学の一部なんです。 」

  
『新マーケットの魔術師』 より
http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?mmj02
  
  
  
■究極の職人 ビクター・スペランデオ
  
「トレーディングは
  
三つの重要なことから成り立っています。
  
第一で最も重要なことは、
  
資金を失わない ということです。 」

  
『新マーケットの魔術師』 より
http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?mmj02
  
    
  
■偉大なる投機王 ジェシー・リバモア
  
「初回の重要なトレードで相応の利益を得ようとすれば、
  
すべての条件が揃うのを待たなければならない。
  
誘惑に負けていては話にならない。
  
彼はテープの読み取りに没頭した。
  
このとき彼は、最大の敵は自分の中にいると実感した。
  
トレーダーならだれしも、遅かれ早かれ直面することになる
  
自分との戦いだった。
  
リバモアはすべての条件が望みどおりに出揃うのを辛抱強く待った。
  
そして、ついに動くときがやってきた。」

  
『世紀の相場師 ジェシー・リバモア』より
http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?rivam
  
   
  
   
■テクニカル分析ツール
   
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
 
それぞれに利点があるので、
 
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
 
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
  
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
 
 
 
【1】 外為どっとコム リアルタイムチャート
一目均衡表、ポイント&フィギュア、ローソク足型を見るときは
ここのチャートを使っています。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設で無料で使えます。
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※ セントラル短資 ハイパーチャート
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こちらは外為どっとコムよりも豊富な通貨ペアのチャートを見ることができます。
ユーロポンド、ドルスイスなどのポイント&フィギュアを見るときは、
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【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード
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日足の区切りはNYクローズ採用。
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【4】 GFT DealBook
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→GFT系業者さん一覧 http://www.fxtechnical.net/url/r.cgi?gftkei
  
 
 
【5】 MetaTrader 4(中級者以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには特殊なカスタマイズをする必要があります。
初心者にはおすすめしません。
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その他、業者比較はこちらで。
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■ 次回予告
 
 
次回は、読者の方からリクエストを頂いた、
  
RCI
  
についてご紹介します。
  
  
  
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