2011/07/08 (金) 21:30
非農業部門雇用者数(NFP)(6月)21:30
結果 18千人増 サプライズの悪材料
予想 105千人増
前回 25千人増(54千人増から修正)(前月比)下方修正
失業率(6月)21:30
結果 9.2% 悪材料
予想 9.1%
前回 9.1%
今回の雇用統計は、
非農業部門雇用者数、失業率、
ともに予想を大きく下回る数字で、
サプライズの悪材料でした。
リセッションの臭いが漂ってくるような悪い数字です。
常識的、ファンダメンタル分析的に考えれば、
文句なしに
・ドル暴落
・株暴落
の一方通行になりそうに思えます。
では、この材料を受けて、机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?
↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください。
・NYダウ の値動き → 上昇?下落?
・ドル円 の値動き → 上昇?下落?
・ユーロドル の値動き → 上昇?下落?
・ユーロ円 の値動き → 上昇?下落?
・ポンドドル の値動き → 上昇?下落?
・ポンド円 の値動き → 上昇?下落?
・原油 の値動き → 上昇?下落?
・金 の値動き → 上昇?下落?
1分足 下記のチャートでは14:30が日本時間21:30
初動は、株大暴落、ドル暴落、クロス円暴落で、いわゆるリスク回避のパターン。
素直な反応。
ただ、ユーロドルだけが奇妙な値動きで興味深い。(ユーロ円に引っ張られているのか)
15分足
株暴落、ドル高円高、クロス円暴落の、いわゆるリスク回避パターン。
雇用統計が発表された瞬間、
初動は、
株暴落
ドル暴落
クロス円暴落
で反応、
バブル崩壊モードで素直な反応です。
その後もその流れが継続され、
雇用統計には珍しく一方通行となりました。
今まで、米景気に強気でドル買いを進めていた大人が、
一斉にドル円、クロス円を投げたような感じです。
ただ、ユーロドルだけは非常に複雑な値動きになっており、
初動はドル高、
その後数時間はドル安方向に振れたものの、
結局ユーロ円、ユーロスイスなどのクロスペアに引っ張られたのか、
最終的にはドル高に落ち着きました。(ドル安ではなく、ドル高です)
利上げしたばかりのユーロが売られ、
リセッションの臭いが漂ってきたドルが買われる、
ファンダメンタル分析的に考えると意味がわかりませんが、
これが生きた相場なのです。
ファンダメンタル云々は横に置いておいて、
ユーロ円、ユーロスイスなどクロスペアの需給が
ユーロドルに大きな影響を与えていることがわかります。
さて、場味の分析ですが、
明らかな悪材料に対して、
マーケットは素直にリスク回避で反応しました。
というわけで、マーケット全体の地合いが弱気に傾いていることを示しています。
ドル円は7,8月に大底を作りに行くのではないかと考えております。
買い場はもう少し先のようです。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
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