マスタリングTCP/IP 入門編
竹下 隆史 /村山 公保 /荒井 透 /苅田 幸雄
オーム社 刊
発売日 2002-02-26
???現在、インターネットで使用されるTCP/IPは標準のコンピュータネットワークプロトコルとして定着している。普段、インターネットやメールなどを使用する場合にはその仕組みをまったく意識することなく使うことができるが、ネットワークに関連する職業についた方ならその仕組みを理解する必要があるだろう。本書はTCP/IPの入門書として最もスタンダードな1冊であり、OSI参照モデルに基づいたTCP/IPの解説を中心にルーティングプロトコルやアプリケーションプロトコル、さらにIPv6や伝送媒体・サービスなどについても解説している。
???入門編としてTCP/IPネットワークの概念の解説が充実しているが、さらに技術的な内容についても極力盛り込むようにしているのが特徴だ。たとえば関連するプロトコルの詳細や技術規格、チェックサムの計算についても言及するなど、内容は非常に濃い。情報量が多いため、専門にTCP/IPをしっかり学びたい方には十分な役割を果たすだろうが、入門書とはいえ予備知識なしには理解が困難であるかもしれない。まったくの予備知識のないが本書を読み進めるためには、事前に情報系の知識を習得しておくのが望ましいだろう。
???シーケンスの解説やネットワークのイメージなどを含めた図解が豊富であったり、ページの左側余白に用語の解説を載せたりと、頻出する技術内容を整理だてて説明する構成になっている。巻末の付録には、インターネットでの情報ソース、クラスフルでのアドレス、TCP/IPの基礎用語集が掲載されており、初期学習に大きな力となるはずだ。
???ネットワークの解説書としては非常に内容の濃い良書であるので、体系的にネットワークプロトコルを学びたい方にはぜひ一読をすすめたい。ただし、やや教科書的であることは否めない。実際にマシンを使用した動作・操作の説明が少ないので、OSの操作やネットワーク接続などの実務に利用するには他の書籍を併用することをおすすめする。(齋藤牧人)
読んでない人はモグリ 2006-06-13
パソコン検定なる訳の分からない勉強をするくらいなら、
この本を読んでネットワークとは何かを勉強すべきだろう。
もちろんこの本全てが解を提示する訳ではないが、
近年のSEに必然的に求められるネットワークの基礎知識は、
この本だけでも十分得ることができる。
また、この本の知識を足掛かりに次のステップに進むことができる。
逆に言うと、次のステップに進みたいのであれば、
この本の内容を踏まえた上で進むことが望ましいと思う。
入門書としての高い位置付けは揺ぎ無い。
これからネットワークの世界に足を踏み入れる人達に 2006-05-02
分かりやすく、理解しやすい。まさにこれからネットワークの勉強を始めたいという人達にお勧めの書籍です。構成も整っており、優れた学習書、入門書だと思います。大手企業の研修にも使われているという話です。この本を読んだ上で、同じく出版されているマスタリングシリーズの好きなものを読んで行くと、理解が深まっていきます。私はマルチキャストを読み、IPv6編を読み、応用編へ進みました。
さらに、ネットワークのプロフェッショナルを目指す方へは、「詳解TCP/IP vol.1」を読まれると良いと思います。こちらの本は分かりやすさは追求しておらず、完全に理解することを目的とした書籍なので、最初に読む書籍には適しませんが、マスタリングシリーズを一通り読んだ人達には丁度良い書籍です。こちらもお勧めです。
すばらしい!! 2005-08-17
ここまで分かりやすく書いてあれば、申し分ないです。何だかよく分からなかったアプセトネデブがすごくしっくりきますw名著ですね。
本格的に学びたい人のための入門書 2005-07-07
他のレビューワが書かれているように、TCP/IP勉強のスタンダードともいえる一冊。版を重ねるごとに内容もきちんと時代に合わせて更新されているため、最新の版を購入されたほうが良いでしょう。
全くの初心者が読んで理解するには、かなり時間がかかると思います。それだけ良い意味で「教科書」的な本です。本書に入る前に、もっとわかりやすい入門書で知識をつけた方が良いでしょう。
教科書の王道 2005-05-25
TCP/IPを学ぶにあたってまず最初に読むべき本だと思います。
2002年に発刊されて以来、ネットワーク学習書籍の上位に
あり続けていることが本書の価値を証明しています。
本書はTCP/IPの知識が全くなくても学習できるように構成されています。
これから学習を始めるという方だけでなく
「他の入門書を読んでみたけれどわからない言葉が多すぎる」
「なんとなくわかった気がするけれど、ぼやけたまま」
という、一度諦めかけてしまった方にもお勧めします。
将来、ネットワーク系統の技術者を目指すためには
正しい教科書で基本を習得することがとても大切です。
アプリケーションプログラマを目指すにあたっても
これからは基本的なネットワークの知識は必要となるでしょう。
ネットワーク技術者を目指すのであれば、
本書とインターネットルーティング入門(ISBN4-7981-0038-2)を
まず読んで基本をつかみ、その後
図解・標準 最新ルーティング&スイッチングハンドブック(ISBN4798004480)
で実際のイメージをつかんでほしい。
その後は、ルータを使ったインフラストラクチャ系列志望ならば
CCNAを目指した勉強を行うといいと思います。
ディレクトリサービス(ActiveDirectryなど)といった上位レイヤの
サービス構築を行うならば、さらにDNSに関連する知識を身につけてから
各資格を目指した勉強を行うといいでしょう。
どの道を選ぶにしても全ての基礎になる知識は
しっかりと身に着けましょう。
揺るがない土台を築くことが成功への第一歩です。
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