Java・J2EE・オープンソース Spring入門 ~より良いWebアプリケーションの設計と実装
長谷川 裕一 /伊藤 清人 /岩永 寿来 /大野 渉 /(株)豆蔵
技術評論社 刊
発売日 2005-04-16
うまくまとめられた良書 2006-08-29
うまくまとめられた良書。
読む前提としてServlet+JDBCの経験は必要だと思う。
StrutsやHibernateの入門レベルの知識があるとなお良い。
本書の特筆すべき点は、
Webアプリケーションの概論・レイヤ化・各レイヤに対するSpringの当てはめ方が、
入門書として過不足の無い情報量で1冊にまとめられている事。
Seasarの青本でも同様の事を説明しているが、このあたりの説明は本書の方が秀逸。
本書は入門書なので、SpringやWebアプリの全てをこの1冊で理解しきれるものではない。
が、さまざまな方向(各フレームワーク・設計・TDD・他のDIコンテナ等々)へ知識を伸ばす土台となる。
唯一の難点は、プレゼンテーションからデータアクセスまで、完結したサンプルが用意されていないこと。(-1の理由)
読破した後の総仕上げとして、各章で学んだ知識で1つのWebアプリを作ってれば、良い演習になる。
Spring入門の良書 2006-08-23
最近、DIとかAOPとか、
Javaプログラマの間では流行語になっています。
そんなかでも有名どころは
本書が解説する「Springフレームワーク!」
この本は、Springと呼ばれる新種のJ2EEフレームワークに
とどまらず、WEBサーバの構築方法に関する手段および
考え方を、いろいろ書いていてよかったです。
これから、ちょいとサーバを、おったててみるかにゃ!?と
おもった一冊!
モトとったナリ♪
アプリケーション設計ガイドにもなります 2005-06-20
まず、第一章の「Webアプリケーション概論」が秀逸でした。著者持論になるのでしょうか、「凹形レイヤ」なるレイヤ設計は、「下位層のみを知ってる、下位層のみに依存する」を実現する為の、コロンブスの卵的発想で刺激的です。もちろんこれが最終的正解ではないのかもしれませんが、非常に参考になりました。
この第一章で解説された設計理論を実現する為の道具としてSpringのDIやAOPが紹介されています。単なるSpringのAPI解説ではなく、どうやったら依存性を排除できるか、綺麗なソースを記述できるかという視点で書かれています。
Hibernateとの連携では、マンセーな記述ばかりではなく、注意点や弱点も解説されており参考になります。
サンプルソースも魅力的です。このタイプのWebアプリケーション雛形として紹介されることの多いjava.netのequinox等では、managed-beanが直にfooDaoを弄っているのに対して、当書や類似書である「LightWeightJava」ではFacadeを介して使っています。これはconnectionを意識せずにトランザクションポイントを設定できるAOP機能をより効果的に使う方法を紹介していると評価できるのではないでしょうか。
強いて弱点を挙げるとすればAPI一覧的解説に弱いということかな。私は気になりませんでしたけど。
タイトルどおりの内容 2005-05-29
タイトルどおりの内容。
Springをとおして一般的なDIコンテナやJ2EEアプリケーションの基礎を学ぶことができる。「第1章のWebアプリケーション概論」は一般的なWebアプリケーションのアーキテクチャを非常に分かりやすく解説しており、本書の白眉。
第2章以降はSpringの導入からStruts,Hibernate,iBatisなどほかのOSSとの連携についての解説があげられている。Springは設定ファイルのボリュームが多いこともあり、その解説に終始する。仕方ないとは思うけど退屈。それでも解説は丁寧であるが。
Springをビッシビシに使う人にとっては物足りないと思うが、まあ、入門書ですから。
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