記事カテゴリ: 今週の超重要イベント&注目のテクニカルポイント

2007年12月16日

BOE議事録、日銀政策金利の週 ダウ暴落&ドル暴騰 終わりの始まり?

■今週の超重要経済指標・イベント

Mon Dec 17 
22:30  USD  Empire State Business Conditions Index 
        NY連銀製造業景気指数
23:00  USD  TIC Net Long-Term Transactions  
        対米証券投資


Tue Dec 18 
9:30  AUD  RBA Meeting Minutes  RBA 議事録   
17:15  CHF  Retail Sales 小売売上高
18:30  GBP  CPI 消費者物価指数
19:45  GBP  BOE Governor King Speaks  
         BOE総裁キング発言

21:00  CAD  Core CPI 消費者物価指数


Wed Dec 19 
18:00  EUR  ECB President Trichet Speaks   
       ECB総裁トリシェ発言  
18:30  GBP  MPC Meeting Minutes BOE議事録


Thu Dec 20 
6:45  NZD  Current Account 経常収支
昼ごろ 日銀政策金利
夕方ごろ  JPY  BOJ Governor Fukui Speaks    
     日銀総裁フクイ発言

  
Fri Dec 21 
6:45  NZD  GDP
18:30  GBP  Retail Sales 小売売上高
22:30  CAD  GDP
22:30  CAD  Core Retail Sales 小売り売上高

参考:Forex Calendar @ Forex Factory  (日本時間はGMT+9、DST OFF)

  

■相場観

■ドル円

    

≪月足≫

ao008.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

  

月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする

ファンラインの第三線(約108)に接触。

円安波動の最終戦争到来。

ファン理論についてはこちらで解説しています。

   

エリオット波動理論による分析でも、

1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。

 エリオット波動 ドル円月足.jpg

  

しかし、この月足上昇トレンドラインは簡単にはブレイクしないと考える。

2,3回トライしても破れず、

皆が「ああ、もう円高はなさそうだ」と安心した頃に、

ある日突然材料も何も無い中、いきなり下方ブレイクして壮絶な円高になる、と考えて居る。

  

≪週足≫

ao009.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

  

週足は安値を切り下げ、下降波動確定。

中期基本戦略は戻り売り。  

あせらず、じっくりと売り場を探すのが得策。

  

具体的には、日足のトレンドが下降入りしたのを確認してから

参入するのが良いと思う。(ダウ理論)

  

今は日足が強気なので売りはNG。

  

≪日足≫

ao010.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

  

日足は高値を切り上げ、

ダウ理論的には短期アップトレンドに転換

  

これからしばらくは、売りで入るのは得策ではない。

ダウ理論についてはこちらで解説しています。

  

日足の雲、下降トレンドラインが待ち受けているが、

それを抜ければ追従買いもアリかも。(短期)

   

ところで、先週金曜日の値動きで気になるのが、

米株とドル円の値動きのリンクが破れたこと。

ao006.JPG

ダウが暴落↓し、ドルが暴騰↑した。

  

今までは、ダウ暴落、円高(対円でドル暴落)、というのがセットだった。

ダウ暴落で、対円でドル暴騰というのは、今までにない値動きである。

   

「何か」が水面下で動いている模様。

  

おまけ ポンド円 おいしそうなチャート

ao014.JPG

基本的に、クロス円は大暴落すると思っている。

じっくりチャンス待ち。

  

おまけその2 NYダウ週足 ダイヤモンド・フォーメーション

ao007.JPG

猛烈な高エネルギーが圧縮中。

近い将来このエネルギーも解放され、

暴力的なトレンドを発生させることになろう。

    

【戦略】

112.03 買い 10万ドル → 同値撤退。

現在ノーポジ。

何か様子が変なので、円がらみはしばし様子見。

ユーロドル、ドルスイス、ドルカナダ等に集中。

  

  

  

■ユーロドル

ao011.JPG

ao012.JPG

ao013.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

     

【コメント】   

このまま永遠に上昇を続けるのではないか、

とすら思えたユーロが、 突然の反転急落。

     

祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。

娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす。

おごれる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし。

たけき者も遂にはほろびぬ 偏に風の前の塵に同じ。

『平家物語』

しだれ桜.jpg  

  

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、

久しくとどまりたるためしなし。

世中にある人と栖(すみか)と、又かくのごとし。

『方丈記』

紅葉流.jpg 

      

三代の栄耀一睡の中にして、

大門の跡は一里こなたにあり。

秀衡が跡は田野に成て、金鶏山のみ形を残す。(中略)

国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と、

笠打敷て、時のうつるまで泪(なみだ)を落し侍りぬ。

夏草や 兵どもが 夢の跡 

『奥の細道』

中尊寺.jpg

    

永遠の栄華、、、それは幻想である。

  

とりあえずの目標値は1.407あたり。

    

【戦略】

1.4742 売り 10万ユーロ アホールド

     

   

■FRB ドルインデックス

FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update

前代未聞の歴史的超超ドル安。

ao015.JPG

ao016.JPG

反転開始。

   

■今週の未来レート

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)

OANDA FXTrade(未来レート4)

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)

     

■今週の相場格言

タートルは決して、

市場の動向を予測することをしない。(中略)

よいトレーダーは、

市場がどう動くか予測しないが、

市場が今どういう動きをしているか

を示す兆候に

目を向ける。

カーティス・フェイス著『伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術』より

(一目均衡表でいうところの、「相場の現在性」に通じる話。)

   

■この記事をスマートフォン対応版で表示するスマホ版で表示
■口座開設で 《もれなくプレゼント》 キャンペーン
 【もれなくプレゼント全一覧はこちら
■テクニカル分析入門メルマガ
メルマガ購読・解除
ど素人でもできる!FX・株のテクニカル分析入門
   
powered by まぐまぐトップページへ
■人気ランキング FX比較 なんでも人気ランキング
 アンケート形式による、人気業者人気投資本などのランキングを公開中!
■関連記事
米大統領選挙目前!バイデン勝利か、はたまた再びミラクルが起こるのか。ドル円は最終戦争の準備へ -2020年10月26日
RBA議事録の週。米大統領選挙はいよいよ混迷の度合いを深めてきた。為替も膠着状態に。 -2020年10月18日
米大統領選まであと一ヶ月を切った。コロナに勝った「不死身のトランプ」(実はコロナにかかったというのはフェイクで、演出だった説)。 -2020年10月11日
トランプもこのタイミングでコロナ。事実は小説よりも奇なり。 -2020年10月04日
米雇用統計の週!あっという間に9月も終わり!2020年とは何だったのか?コロナと共存の世界へようこそ -2020年9月27日
NZ金利、パウエル議会証言の週。菅政権、いきなりの正念場。どさくさに紛れてドル円は最終戦争へ。 -2020年9月20日
FOMCの週。コロナはやはり中国の生物兵器の試作品だった?今年の秋冬が正念場。 -2020年9月13日
BOC金利、BOE金利の週。ユーロドルはコロナのダイヤモンド・フォーメーションを境にして大きな流れが変わった可能性 -2020年9月06日
米雇用統計の週。あっという間に8月も終わり。2020年とは何だったのか?コロナのダイヤモンド・フォーメーションの破壊力。ドル円は最終戦争へ。 -2020年8月30日
ユーロドルにおいて示現した、「コロナのダイヤモンド・フォーメーション」について。実はマーケットはすでに「コロナの次」に向けて動いている。 -2020年8月24日
ユーロドルはコロナのダイヤモンドフォーメーションを経て、大きな流れが反転の可能性。 -2020年8月16日
NZ金利の週。グレートリセット=ガラガラポンがまさに起きようとしている。第二次世界大戦前夜の状況と酷似。現在の中国=戦前の大日本帝国。中国軍部が暴走したら用意ドン -2020年8月09日
米雇用統計の週。疫病(コロナ)、蝗害、水害(三峡ダム)、地震、天変地異が中国を襲っている。天が易姓革命=ガラガラポンを欲している。中共帝国の崩壊。諸行無常。 -2020年8月02日
FOMC金利の週。突如始まった純ドル安&金爆上げ。中国三峡ダム決壊で中国経済終了、からの中国共産党崩壊。いよいよグレート・リセットの幕開けです。 -2020年7月26日
コロナはこの冬に再び大流行、からの、来夏オリンピック中止へ。どさくさに紛れてドル円日足に三尊降臨!! -2020年7月19日
日銀金利、BOC金利、ECB金利の週。トランプはこのままだと落選か?冬に再びコロナ大流行の予感 -2020年7月12日
RBA金利の週。冬にコロナ感染爆発が来る。夏の間に消毒用アルコールを備蓄しておきましょう。死んだら財産も社会的地位も何も意味がない。 -2020年7月05日
7月は木曜日に米雇用統計!!要注意!!コロナ感染拡大で来年のオリンピックは結局中止の予感 -2020年6月29日
NZ金利の週。2020年早くも半分終わり!2020年前半はコロナで終わってしまった。この虚無感。人生はあまりにも短い。 -2020年6月21日
日銀金利、パウエル議会証言、スイス金利、BOE金利の週。コロナ未だ終息せず。この先生きのこる方法。 -2020年6月14日
米CPI、FOMC金利の週。NYダウ爆上げ!円安!バブルモードスイッチオンの初夏。冬にコロナ第2波で爆下げの未来が見える。 -2020年6月07日
RBA金利、BOC金利、ECB金利、米雇用統計の週。米中対立が深まる中、マーケットはなぜか楽観ムードのバブルスイッチオン♪水面下で何かが動き始めている。 -2020年5月31日
アルゼンチンはコロナのどさくさに紛れて9度目のデフォルト。コロナからの~?世界恐慌。世界が壊れていく。 -2020年5月24日
コロナ第一波は終息したが、これで終わりではない。これから人類は恐慌に突入。この先生きのこる方法。 -2020年5月17日
米CPIの週。コロナ収束の雰囲気?これでコロナショック終わり?んなわけない -2020年5月11日
RBA金利、BOE金利、米雇用統計の週。アフターコロナの世界でこの先生きのこる方法とは? -2020年5月03日
日銀金利、FOMC金利の週。原油価格マイナスなど、我々の想像を絶することが次々と起こっている。アフターコロナの世界でこの先生きのこるには? -2020年4月26日
ドル円、ユーロドル、ともにダイヤモンド・フォーメーション、からの、エネルギー収縮。まもなく上下どちらかに爆発。売りも買いも死屍累々。 -2020年4月20日
ドル円は波動拡大から一転して波動収縮。ドル円、ユーロドル、ともにダイヤモンド・フォーメーション。まもなく上下どちらかにハネそう。 -2020年4月13日
RBA金利、米CPIの週。ドル円はダイヤモンドフォーメーション、からの、大暴落?本当の地獄はこれからだ・・・ -2020年4月05日
■この記事のID:727

Sponsored Link

オススメのFX本

オススメ1位
マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣
必読。実戦経験を積むと、この本の偉大さがわかります。

オススメ2位
生き残りのディーリング決定版―相場読本シリーズ<10>矢口 新
中級以上へのステップアップに。

オススメ3位
投資苑 - 心理・戦略・資金管理
中級以上へのステップアップに。

入門にオススメ
外国為替トレード 勝利の方程式


Amazon Kindleストア

カテゴリー


全記事

FX業者手数料比較 当ブログで管理している、FX業者比較検索サイトです。国内最大のデータベースを自負しています。手数料順、スワップポイント順、キャンペーンをしている業者さん、くりっく365参加業者さんなど20以上の条件を組み合わせて比較検索が可能です。【サイトはこちら

最近のエントリー

Sponsored Link

アーカイブ

2024年1月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

ブログポリシー

当ブログは、リンクフリー、トラックバックフリーです。 ご自由にどんどんやっちゃってください。
投資系ブログ・サイト様の相互リンクも大募集中です。

Mail: fx@fxtechnical.net (スパム対策の為に@を全角にしています。送信時には半角の@に直してください。)

当ブログからの引用は、当ブログ名を記載し、引用元へのリンクを張っていただければ、 自由にしていただいてかまいません。
(盗用に対しては、著作権法および民法上の権利を行使させていただきます。)

アクセスカウンタ