記事カテゴリ: 今週の超重要イベント&注目のテクニカルポイント

2008年1月 6日

BOE,ECB政策金利 正月から仕手相場 ポンド円:三尊、NYダウ:ダイヤモンド・フォーメーション ブレイクアウト

■今週の超重要経済指標・イベント

Mon Jan 7 
6:45  NZD  Trade Balance  貿易収支
  

Tue Jan 8 
9:30  AUD  Building Approvals 住宅建設許可
  

Wed Jan 9 
0:00  USD  Pending Home Sales 中古住宅販売保留
9:30  AUD  Retail Sales 小売売上高
  

Thu Jan 10 
9:30  AUD  Trade Balance  貿易収支
21:00  GBP  Interest Rate Statement  BOE政策金利
21:45 EUR ECB政策金利
22:30  EUR  ECB President Trichet Speaks  ECB総裁トリシェ会見
   
  

Fri Jan 11 
3:00  USD  Fed Chairman Bernanke Speaks  バーナンキ発言   
18:30  GBP  Industrial Production 製造業生産高
21:00  CAD  Employment Change  雇用ネット変化
22:30  USD  Trade Balance 貿易収支
22:30  CAD  Trade Balance  貿易収支

参考:Forex Calendar @ Forex Factory  (日本時間はGMT+9、DST OFF) 

  

■相場観

■ドル円

    

≪月足≫

aq075.JPG

  

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

  

月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする

ファンラインの第三線(約108)に接触。

円安波動の最終戦争到来。

ファン理論についてはこちらで解説しています。

   

エリオット波動理論による分析でも、

1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。

   

しかし、この月足上昇トレンドラインは簡単にはブレイクしないと考える。

   

先週金曜日の雇用統計で、この月足トレンドラインの下方ブレイクが仕掛けられたが、

結局跳ね返された。

このラインを挟んで、今後も攻防があると考えて居る。

aq085.JPG

   

余談だが、ランダムウォーク論者※は、

(※市場の価格変動は、全てランダム、偶然の産物であるという理論)

このチャートを見て何と言うのだろうか。

トレンドラインで止まったのは、あくまでも偶然と言い張るのだろうか。

私は、とても偶然とは思えない。

何らかの相場力学が背後で機能していると考えるのが自然ではないか。

ご参考:テクニカル分析の本質 【FX・株のテクニカル分析入門 第1号】

    

≪週足≫

aq076.JPG

  

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

  

週足は安値を切り下げ、下降波動確定。

中期基本戦略は戻り売り。  

あせらず、じっくりと売り場を探すのが得策。

  

日足が弱気に転換したので売り。

  

≪日足≫ 

aq077.JPG

  

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

  

先週は凄い大相場だった。

正月早々、無茶苦茶な仕手相場。

しつこく円を売る日本人が居ない間に円高にしようということだろうか。

   

ポンド円 三尊を下方ブレイク

aq081.JPG 

    

NYダウ ダイヤモンド・フォーメーションを下方ブレイク

aq082.JPG 

  

終わりの始まりへの扉が、開きつつある。   

ポンド円の下方ブレイクに連動して、ドル円、その他クロス円も崩壊。

   

    

【戦略】

112.65 20万ドル 買い →110.45 損切り

110.45 ドテン売り 30万ドル → 108.11 利食い

現在 108.06 30万ドル 買い

    

           

■ユーロドル 

aq078.JPG

aq079.JPG

aq080.JPG

   

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

       

【コメント】   

変態的な強さ。

どうしても下がると困るおじさんたちがいるようだ。

また、ユーロポンドで10年に1度の大相場になっている。

ap073.JPG

    

とてもではないが、ユーロを売る気にはなれない。

かといって、歴史的高値のユーロを買う気にもなれない。

  

というわけで、週足が上下どちらかに抜けるまで

しばらく様子見。

  

【戦略】

しばらく様子見

  

週足がどこまで戻り高値を付けるかを見物。

史上最高値を抜くか、抜かないかに注目。

史上最高値を抜かずに反落した場合、

ダウ理論でダウントレンド転換の可能性が高まる。(週足)

史上最高値を更新した場合、理屈抜きで追従。

   

一応、史上最高値を抜かず、ダブルトップを示現するのがメインシナリオ。

   

■FRB ドルインデックス

FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update

前代未聞の歴史的超ハイパードル安。

aq083.JPG

aq084.JPG

再度下落中。

永遠に下落するような錯覚に陥るが、

永遠の下落などあり得ない。

     

  

■今週の未来レート

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)

OANDA FXTrade(未来レート4)

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)

     

   

■今週の相場格言

僕にとって重要なことは、

(1)長期トレンド

(2)現在のチャート・パターン

(3)最良の売買ポイントをつかまえること

だ。

これらが僕のトレードを構成する主な要素なんだ。

そしてずっと下がった4番目の位置に

ファンダメンタルズがある。

結局、これでは儲かってはいない。  

『マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣』 
第一章 「先物と通貨 エド・スィコータ」 より

   

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■この記事のID:740

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