記事カテゴリ: ADX入門(トレンド系) , FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧

2008年4月26日

トレンド指標ADX その1 DMIについて 【FX・株のテクニカル分析入門 第57号】

先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第58号 

トレンド指標ADX その2 ADX戦略

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以下は前号のバックナンバーです。

  
     
     
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  こんばんは。FXTECです。
     
  いつもご愛読ありがとうございます。
     
  感謝します。
    
    
    
    
  さて、本日からは、トレンドの有無、強弱を示すインディケータとして人気の
    
  ADX Average Directional Movement Index
   
  についてご紹介します。
   
   
    
  このメルマガでは、繰り返しトレンド判定の重要性をお伝えしてきました。
    
  ※過去ログ
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/
    
  RSI、ボリンジャーバンドなどのオシレーターを利用するにしても、
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/11/rsirsifx33.html
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/11/fx34rsirsi.html
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/04/fx3.html
    
  何でもかんでもやみくもに逆張りで売買していると、
    
  あっという間に樹海行きとなります。
    
  オシレーターを使う場合は、

トレンドに逆らう方向のエントリーは無視すべきです。
    
    
  この意味で、実際のトレードで最も重要なのが、トレンドの判定であると、
    
  私は考えております。
   
    
    
  トレンド判定の具体的な技術理論としては、

・ダウ理論、
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat97/
     
  ・一目均衡表
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat96/ 
   
  ・マルチタイムフレーム分析(月足→週足→日足→時間足)
    
  ・トレンドライン、ギャン理論、ファン理論
    
  ・エリオット波動理論
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat98/
    
  などが古典的なものの代表です。
    
    
    
  しかしこれらの古典的な技術は、数式化が困難であり、
    
  コンピュータによる自動売買、いわゆる「システムトレード」での応用が難しいという
    
  問題がありました。
    
    
    
  今回ご紹介するADXは、機械的にトレンドを判定できるために
    
  移動平均線とともにシステムトレードにおいてよく利用されているものです。
     
   
   
   
  ■で、ADXって何やねん?
    
    
  ADX  Average Directional Movement Indexとは、
    
  その名のとおり、DMI(正確にはDX) の移動平均です。 
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as244.JPG

as244.JPG
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as239.JPG
  as239.JPG

  
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as240.JPG
  as240.JPG  
    
    
    
    
  ■DMIって何やねん?
    
   
  DMIとは、Directional Movement Indexの略で、
    
  方向性指数と呼ばれています。
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as240.JPG
    
   
  DMI,ADX、ともに米国のワイルダー(RSI、パラボリックなどを開発した人)という
    
  テクニカルアナリストにより開発されました。
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/RSIwilder.PNG
    
    
  RSIwilder-b.JPG  
     
  ■DMIの具体的な書き方は?
    
   
  DMIは、
    
  【1】プラスの方向性(上昇力)を示す +DI
    
  【2】マイナスの方向性(下降力)を示す -DI

   
  の二本の線で構成されます。
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as240.JPG
     
     
    
    
  ●±DIの計算式 (数字が嫌いな方は飛ばしてください)
    
    
  ±DIを計算するには、
    
  ・+DM(Directional Movement) (上昇幅)
    
  ・-DM (下降幅)
    
  ・TR (真の値幅)

   
  の3つの数値を算出します。
      
    
    
  ●+DM=当日の高値-前日の高値
    
  ●-DM=前日の安値ー当日の安値
     
  ただし、

【1】+DM>-DMの場合

+DM=当日の高値-前日の高値、

-DM=0   

【2】+DM<-DMの場合
   
  +DM=0、
   
  -DM=前日の安値-当日の安値  
   
  【3】+DM=-DMの場合
   
  +DM=0
   
  -DM=0 
    
  【4】+DM<0、-DM<0の場合、
   
  +DM=0
    
  -DM=0
   
     
   
    
  ●TR=以下のうちの最大値

  当日の高値-当日の安値
    当日の高値-前日の終値
    前日の終値-当日の安値
    
    
    
  以上の値を用いて、
    
  +DI=(n日間の+DMの合計)÷(n日間のTRの合計)×100
    
  -DI=(n日間の-DMの合計)÷(n日間のTRの合計)×100
    
  となります。
    
    
  なお、開発者のワイルダーはn=14日を利用していたとされます。
    
    
    
    
    
  ■・・・意味わからんわ
    
    
  以上、はっきり言ってものすごく複雑ですが、
      
  要は、
   
  +DIが上昇パワー、
   
  ーDIが下降パワー

    
  と考えて頂ければOKです。
    
     
    
    
    
  ■ややこしい話はどうでもいいよ。で、どうやったら楽々ザクザク儲けられるンや? 
    
    
  以下は、DMIの売買サインです。
    
  【買いサイン】
   
   +DIが-DIを上抜いたら買い
    
  【売りサイン】
    
   +DIが-DIを下抜いたら売り
   
    
  ※+DI>-DI 上昇トレンド
      
  +DI<-DI 下降トレンド
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as246.JPG

as246.JPG
    
    

   
  ■なんかサインが連発してるところがあるやん?
    
    
  実は、DMI単体を売買サインにする人は少なく、
    
  ADXと組み合わせて利用するのが一般的です。
   
    
    
    
  ADXの計算式、売買サイン、組み合わせ、戦略等については
    
  次号でご紹介いたします。
    
    
    
  以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
    
     
   
   
  ■テクニカル分析ツール
   
  テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
   
  それぞれに利点があるので、
   
  以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
   
  いずれも無料なので、いざというときの為にも、
    
  5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
   
   
   
  【1】 外為どっとコム リアルタイムチャート 【DMI、ADX表示可能】
  一目均衡表、ポイント&フィギュア、ローソク足型を見るときは
  ここのチャートを使っています。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設で無料で使えます。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
     
   
   
  ※ セントラル短資 ハイパーチャート 【DMI、ADX表示可能】
  外為どっとコムと同じドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
  こちらは外為どっとコムよりも豊富な通貨ペアのチャートを見ることができます。
  ユーロポンド、ドルスイスなどのポイント&フィギュアを見るときは、
  ここのチャートを使っています。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
   
   
  【2】 MJ
  一目均衡表の表示が可能です。
  チャート上にニュースが表示できるのが便利です。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設&入金で無料で使えます。
  →  
   
   
   
  【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード 【DMI、ADX表示可能】
  一目均衡表の表示が可能です。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設&入金で無料で使えます。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
   
   
   
  【4】 GFT DealBook 【DMI、ADX表示可能】
  一目均衡表の表示が可能ですが、
  日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
  一目均衡表の表示にはおすすめしません。
  口座開設で無料で使えます。
  →GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
    
   
   
  【5】 MetaTrader 4(中級者以上向け) 【DMI、ADX表示可能】
  日足の区切りは各業者でバラバラです。
  日足で利用するには特殊なカスタマイズをする必要があります。
  初心者にはおすすめしません。
  →MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
   
   
   
  その他、業者比較はこちらで。
  http://hikaku.fxtec.info/
   
   
   
   
  ■ 次回予告
   
  次回は、
    
  ADXの計算式、売買サイン、組み合わせ、戦略等
     
  をご紹介します。
    
   
   
  ───────────────────────────────────
   
  発行者サイト
  FXテクニカル分析&業者比較Blog
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
   
  外為FX業者比較完全データベース
  http://hikaku.fxtec.info/
   
  お問い合わせ:fx@fxtechnical.net
   
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