記事カテゴリ: FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧 , パラボリックSAR入門(トレンド系)

2008年4月19日

パラボリック SAR トレンド転換 【FX・株のテクニカル分析入門 第56号】

先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第57号 

トレンド指標ADX その1 DMIについて

を発行致しました。

メルマガ購読・解除
ど素人でもできる!FX・株のテクニカル分析入門
   
powered by まぐまぐトップページへ

以下は前号のバックナンバーです。

   

FX・株のテクニカル分析入門 第56号 

パラボリック SAR

  

     
     
  ━━━[お知らせ 1]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  世界屈指の圧倒的超低コスト業者さんはこちら。(信託保全あり)
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?fxts1
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
   
    
  ━━━[お知らせ 2]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ユーロドル スプレッド1キャンペーン始動・・・ッ!
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    
    
    
  ━━━[お知らせ 3]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    
  2008年4月のキャンペーン
    
  もれなく1万円プレゼント 5件
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?more10000
    
  もれなく5000円プレゼント 14件
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?more5000
    
  もれなく3000円プレゼント 6件
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?more3000
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      
    
     
  こんばんは。FXTECです。
     
  いつもご愛読ありがとうございます。
     
  感謝します。
    
    
    
    
  さて、本日は、トレンド転換を示す指標として人気の、

パラボリック SAR

についてご紹介します。
   
   
   
   
  ■パラボリック?なんじゃそりゃ?
   
    
  パラボリックとは、
   
  parabolic 【形容詞】 放物線状の
   
  という意味で、 
   
  このインディケータで用いるSAR(Stop And Reverse)という点が
    
  放物線を描いて動くのでこのように呼ばれています。
    
    
  ドル円日足チャート パラボリック
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as190.JPG

as190.JPG
    
   
  米国のワイルダー(RSI、DMIなどを開発した人)という
    
  テクニカルアナリストにより開発され
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/RSIwilder.PNG

RSIwilder-b.JPG
    
  1978年に「New Concepts in Technical Trading Systems 」という
   
  革命的な本の中で発表されました。
    
    
    
     
  ■はいはい、でパラボリックってのはどうやって書けばええんや?
    
   
  パラボリックは、以下の4つの要素で構成されています。
   
    
    
  【1】 SAR (Stop and Reverse)
     
  売買転換点を表します。
   
   
    
  【2】 EP (Extreme Price)
   
  買い持ちしている期間の最高値、または
    
  売り持ちしている期間の最安値を表します。
   
    
    
  【3】 AF(Acceleration Factor)
    
  加速因子。
    
  パラボリッ クの感度を決定するパラメーター。
   
  ワイルダー氏 はAF=0.02を用いたとされます。
    
  新たなEPが更新された時にAFの値を加算していきます。
    
  マネーパートナーズのハイパースピードではAF=0.025
   
  MetaTrader 4、GFTのDealBookではAF=0.02が初期値になっています。
    
  世界標準の0.02で利用するのが良いと思われます。
 
  
  (ハイパースピードのAFは自由に設定できます。)  
   
   
  【4】 MaxAF
     
  AFのとり得る最大値。
    
  ワイルダー氏はMaxAF=0.2を用いたとされます。
    
     
    
     
  ●SARの計算式
    
     
  《始点》
    
  ワイルダー氏は、チャート上で大きく上げた高値か、
  大きく下げた安値を始点SARとすることを推奨しました。
    
   
  《始点以降》
    
  当日のSAR = 前日のSAR + 前日のAF×(EP - 前日のSAR)
        AF:加速因子(0.02≦AF≦0.20)
              初期値が0.02で、終値が高値を更新するたびに、+0.02ずつ加算。
              ただし、+0.20が上限。
        EP:買い持ちの場合、前日までの最大値
           売り持ちの場合、前日までの最小値
    
  SARに値がぶつかると、売り買い転換となります。
    
    
    
  ドル円 日足
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as190.JPG

as190.JPG
    
  ユーロドル 日足
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as193.JPG

as193.JPG
    
  ユーロポンド 日足
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as194.JPG

as194.JPG
      
  ランド円 日足
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as198.JPG  

as198.JPG
    
    
    
    
    
  ■ややこしい話はどうでもいいよ。で、どうやったら楽々ザクザク儲けられるンや? 
    
    
  以下は、パラボリックの売買サインです。
    
  【買いサイン】
   下降SARに値が達したら買い転換。
    
  【売りサイン】
   上昇SARに値が達したら売り転換。

    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as196.JPG
  as196.JPG  
    
     
  ■へ?それだけ?
    
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as196.JPG

as196.JPG
   
  を見ると分かりますが、
    
  パラボリックはトレンドが出るととことん儲かりますが、

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/as193.JPG

as193.JPG
    
  保合(もちあい)に入ると、売りサイン買いサインが連発してしまい、
    
  使い物になりません。

(したがって、トレンドが出ていない時はサインを無視すべきです。)
 
  
    

  
    
  ■だめじゃん?
    
    
  だからといって全く役に立たないというわけではなく、
    
  たとえば
    
    
  【1】週足で上昇トレンドの時は、日足のパラボリック売りサインは無視する
    
    
  【2】ボリンジャーバンドのバンドが縮小している時はサインを無視する

    (バンド縮小→拡大の時をねらう)

※ボリンジャーバンドについてはこちらで解説しています。
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/04/fx3.html
   
    
  【3】SMA55(例)の傾斜方向に反するサインは無視する
    
    
    
  等のフィルタを導入することで、サインの精度を上げることが可能です。
    
   
  実際、開発者のワイルダー氏自身は、ADXとの併用を推奨しています。
    
  (ADXについては次号でご紹介します。)
    
    
    
  以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
    
     
   
   
  ■テクニカル分析ツール
   
  テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
   
  それぞれに利点があるので、
   
  以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
   
  いずれも無料なので、いざというときの為にも、
    
  5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
   
   
   
  【1】 外為どっとコム リアルタイムチャート
  一目均衡表、ポイント&フィギュア、ローソク足型を見るときは
  ここのチャートを使っています。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設で無料で使えます。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
     
   
   
  ※ セントラル短資 ハイパーチャート
  外為どっとコムと同じドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
  こちらは外為どっとコムよりも豊富な通貨ペアのチャートを見ることができます。
  ユーロポンド、ドルスイスなどのポイント&フィギュアを見るときは、
  ここのチャートを使っています。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
   
   
  【2】 MJ
  一目均衡表の表示が可能です。
  チャート上にニュースが表示できるのが便利です。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設&入金で無料で使えます。
  →  
   
   
   
  【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード
  一目均衡表の表示が可能です。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設&入金で無料で使えます。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
   
   
   
  【4】 GFT DealBook
  一目均衡表の表示が可能ですが、
  日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
  一目均衡表の表示にはおすすめしません。
  口座開設で無料で使えます。
  →GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
    
   
   
  【5】 MetaTrader 4(中級者以上向け)
  日足の区切りは各業者でバラバラです。
  日足で利用するには特殊なカスタマイズをする必要があります。
  初心者にはおすすめしません。
  →MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
   
   
   
  その他、業者比較はこちらで。
  http://hikaku.fxtec.info/
   
   
   
   
  ■ 次回予告
   
  次回は、海外で絶大な人気を誇る
    
  ADX Average Directional Movement Index
    
  をご紹介します。
    
   
   
  ───────────────────────────────────
   
  発行者サイト
  FXテクニカル分析&業者比較Blog
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
   
  外為FX業者比較完全データベース
  http://hikaku.fxtec.info/
   
  お問い合わせ:fx@fxtechnical.net
   
  メルマガバックナンバー
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/
   
  当メルマガにかかわるすべての権利は当メルマガの発行者が有しています。
  許可なく転載、複製、販売、放送、レンタルすること、及びオークションへ
  の出品・販売等は、法律により禁止されています。
   
  ───────────────────────────────────
   
   
   

■この記事をスマートフォン対応版で表示するスマホ版で表示
■口座開設で 《もれなくプレゼント》 キャンペーン
 【もれなくプレゼント全一覧はこちら
■テクニカル分析入門メルマガ
メルマガ購読・解除
ど素人でもできる!FX・株のテクニカル分析入門
   
powered by まぐまぐトップページへ
■人気ランキング FX比較 なんでも人気ランキング
 アンケート形式による、人気業者人気投資本などのランキングを公開中!
■関連記事
■この記事のID:795

Sponsored Link

オススメのFX本

オススメ1位
マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣
必読。実戦経験を積むと、この本の偉大さがわかります。

オススメ2位
生き残りのディーリング決定版―相場読本シリーズ<10>矢口 新
中級以上へのステップアップに。

オススメ3位
投資苑 - 心理・戦略・資金管理
中級以上へのステップアップに。

入門にオススメ
外国為替トレード 勝利の方程式


Amazon Kindleストア

カテゴリー


全記事

FX業者手数料比較 当ブログで管理している、FX業者比較検索サイトです。国内最大のデータベースを自負しています。手数料順、スワップポイント順、キャンペーンをしている業者さん、くりっく365参加業者さんなど20以上の条件を組み合わせて比較検索が可能です。【サイトはこちら

最近のエントリー

Sponsored Link

アーカイブ

2024年1月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

ブログポリシー

当ブログは、リンクフリー、トラックバックフリーです。 ご自由にどんどんやっちゃってください。
投資系ブログ・サイト様の相互リンクも大募集中です。

Mail: fx@fxtechnical.net (スパム対策の為に@を全角にしています。送信時には半角の@に直してください。)

当ブログからの引用は、当ブログ名を記載し、引用元へのリンクを張っていただければ、 自由にしていただいてかまいません。
(盗用に対しては、著作権法および民法上の権利を行使させていただきます。)

アクセスカウンタ