記事カテゴリ: 今週の超重要イベント&注目のテクニカルポイント

2008年6月 1日

BOE,ECB政策金利、米雇用統計の週 初夏の投機祭り 一目均衡表恐るべし・・・ッ!

 

今週の超重要経済指標・イベント

Mon Jun 2 
All Day  NZD  Holiday: Queen's Birthday     
10:30  AUD  Retail Sales 小売売上高
17:30  GBP  Manufacturing PMI  
23:00  USD  ISM Manufacturing Index ISM製造業景況指数 
  

Tue Jun 3 
10:30  AUD  Building Approvals 住宅建設許可件数
13:30  AUD  RBA Rate Statement RBA(豪準備銀)政策金利     
14:45  CHF  CPI 消費者物価指数
Tentative  GBP  Halifax House Price Index
22:00  USD  Fed Chairman Bernanke Speaks  バーナンキ発言   
  

Wed Jun 4 
10:30  AUD  GDP
17:30  GBP  Services PMI  
21:15  USD  ADP Nonfarm Employment Change ADP雇用統計  
23:00  USD  ISM Non-Manufacturing Composite ISM非製造業景況指数 
  

Thu Jun 5 
3:45  USD  Fed Chairman Bernanke Speaks  バーナンキ発言   
6:00  NZD  Monetary Policy Statement  RBNZ(NZ準備銀)政策金利
10:30  AUD  Trade Balance 貿易収支
Tentative  GBP  MPC Rate Statement BOE(英中銀)政策金利
20:00  GBP  Official Bank Rate 
20:45 EUR ECB政策金利

21:30  CAD  Building Permits 住宅建設許可
21:30  EUR  ECB Press Conference  トリシェECB総裁会見

※BOE、ECB政策金利が予想通りだった場合、
トリシェ会見から祭りスタート

23:00  CAD  Ivey PMI    58.8 57.6
   

Fri Jun 6 
20:00  CAD  Employment Change  雇用者数変化
20:00  CAD  Unemployment Rate    失業率
21:30  USD  Nonfarm Employment Change  
     非農業部門雇用者数
21:30  USD  Unemployment Rate    失業率

今までの米雇用統計の値動きまとめはこちら

参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)

        

■相場観
 

   
 

■ドル円
 

  

≪月足≫

as399.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。
 

  
 

月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする
 

ファンラインの第三線(約108)に接触。
 

円安波動の最終戦争到来。
 

ファン理論についてはこちらで解説しています。
 

   
 

エリオット波動理論による分析でも、
 

1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。
 

※エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。
 

   
 

残念ながら月足ベースでブレイクアウトが確定。
 

  
 

基本トレンドは弱気に確定。
 

これから数年は、基本戦略は戻り売り。
 

  
 

数年かけて80円を目指す下降トレンドが続くと考える。
 

   
 

    
 

≪週足≫
 

as400.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。
 

  
 

週足は安値を切り下げ、下降波動確定。
 

基本戦略は戻り売り。
 

  

日足で買いサインが出始めている。

大暴落の序章は終わったように思える。

110程度までの戻りは十分あり得るだろう。

   

しかし、これは長期下落トレンドの調整局面と見る。

大暴落の第二章が、再び始まると考えて居る。

ファン理論にしたがって、110程度まで戻れば叩き売ってみたい。

   

また、124.13(2007年最高値)→95.73(2008年3月安値)のフィボナッチリトレースメントは

fibo2008.gif

であり、やはり半値戻し(50%)の110円が重要なテクニカルポイントとして浮上する。

110円前後に要注目だ。

    
 

≪日足≫
 

as401.JPG


as402.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。
 

平均足の見方はこちらで解説しています。   
 

一目均衡表の雲も突破し、三役好転示現。

地合いは上昇トレンド。    

   

先週もまた、見事に一目均衡表の雲が下値をサポート。

一目均衡表は、本当に凄いと思う。

   

【戦略】
 

102.79 10万ドル 買い アホールド

利益確定ストップを置いて放置。

  

   

■ユーロドル
 

  
 

月足

as403.JPG

  

週足 

as404.JPG

     
 

日足

as405.JPG

as406.JPG

  

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   
 

【コメント】
 

史上最高値1.6019を示現してから、材料も何もないのに突然大暴落。

水面下で我々一般大衆の知らない「何か」が進行しているのだろう。

  

一見、このまま下落トレンドに反転するかのようにも見えるが、

この高値更新が後々効いてくると思う。

あくまでもトレンドは↑ と考えて居る。

よって、売りサインは無視。

  

買いサイン待ち。

  

【戦略】

1.5611 20万ユーロ 買い → 1.5592 損切り

買いサイン示現待ち

   

   

■FRB ドルインデックス
 

FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update
 

FINEXドルインデックス
 

前代未聞の歴史的超ハイパードル安。
 

as410.JPG

as411.JPG

    

ドルが歴史的大暴落。

奈落の底で転げ回っている。

   

我々は今まさに、歴史を目撃している。
 

諸行無常、おごれるものは久しからず、である。

   

祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。

娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす。

おごれる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし。

たけき者も遂にはほろびぬ 偏に風の前の塵に同じ。

『平家物語』 より
 

as224.JPG 

   

   

しかし、永遠の上昇が幻想であるのと同じで、

永遠の暴落もまた、幻想である。

  

嵐も永遠に続くわけではなく、

嵐が過ぎ去った後には、美しい虹が空を飾る。

rainbow.jpg
 

厳しい冬も永遠に続くわけではなく、
 

冬のあとには、草花が生い茂り鳥たちが舞う春が訪れる。
 

spring.jpg

   

山高ければ谷深く、谷深ければ山高し。

嵐が激しければ激しいほど、その後の虹は美しい。

ドル安も永遠に続くわけではなく、やがて反転する。

   

めぐる巡るよ時代は巡る

喜び悲しみ繰り返し

きょうは倒れた旅人たちも

生まれ変わって歩き出すよ

     中島みゆき 「時代」より

sunset003.jpg 

    
 

■今週の未来レート
 

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)
 

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)
 

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)
 

OANDA FXTrade(未来レート4)
 

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)      
 

   
 

   
 

■今週の相場格言
 

Q:音楽とマーケットの類似性について、もう少し話していただけますか?

ラシュキ:音楽には構造があり、形を変えながら繰り返される

パターンがあります。

同様に、マーケットにも様々なバリエーションで繰り返される

パターンがあります。(中略)

マーケットの場合、価格が収斂し、

主要なトレンドが発生し、そして最安値/最高値へと

次第に突き進んでいくのです。

辛抱強く、音楽が展開していくのを待たなければなりません。

そして、辛抱強く、トレードの用意が整のうのを待たなければならないのです。

どんなに練習しても、完璧に曲を弾きこなすことはできないのです。

それは、最安値で買い、最高値で売ることなど

決してできないのと同じです。(中略)

そして、両方とも、流れに乗ることが大切なのです。

『新マーケットの魔術師』 
第五章 ナンバーワン短期トレーダー リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ より

    

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