記事カテゴリ: 今週の超重要イベント&注目のテクニカルポイント

2008年8月 3日

FOMC政策金利、BOE、ECB政策金利、そして北京オリンピック 天下分け目の合戦 伝説は永遠(とわ)に

今週の超重要経済指標・イベント

Mon Aug 4 
7:45  NZD  Labor Cost Index 労働コスト指数
All Day  CAD  Holiday: Civic Holiday 
  

Tue Aug 5 
13:30  AUD  Cash Rate  RBA(豪準備銀)政策金利
13:30  AUD  RBA Rate Statement  RBA政策金利声明
Tentative  GBP  Halifax HPI
17:30  GBP  Manufacturing Production 鉱工業生産
17:30  GBP  Services PMI 
23:00  USD  ISM Non-Manufacturing Composite ISM非製造業景況指数
  

Wed Aug 6 
3:15  USD  FOMC Statement  FOMC声明
3:15  USD  Federal Funds Rate FOMC政策金利(米国の政策金利)
   
10:30  AUD  Home Loans
23:00  CAD  Ivey PMI Ivey購買部協会指数
  

Thu Aug 7 
7:45  NZD  Employment Change 雇用者数変化
7:45  NZD  Unemployment Rate  失業率
10:30  AUD  Employment Change  雇用者数変化
10:30  AUD  Unemployment Rate 失業率
20:00  GBP  Official Bank Rate BOE政策金利発表
Tentative  GBP  MPC Rate Statement  BOE政策金利声明
20:45  EUR  Minimum Bid Rate  欧州中銀金融政策発表
21:30  CAD  Building Permits 住宅建設許可
21:30  EUR  ECB Press Conference ECB総裁トリシェ会見

※BOE、ECB政策金利が市場予想通りの場合、21:30から乱高下祭りスタート

23:00  USD  Pending Home Sales 中古住宅販売保留
   

Fri Aug 8 (2008年8月8日) 
20:00  CAD  Employment Change  雇用者数変化
20:00  CAD  Unemployment Rate   失業率
21:08(中国時間午後8時8分)北京オリンピック開会式開始
       

参考:Forex Calendar @ Forex Factory(日本時間はGMT+9、DST OFF)

   

※過去のFOMC相場についてはこちらでまとめています。

※過去のBOE,ECB金利相場はこちらでまとめています。

  

   

■相場観

   

■ドル円

  

≪月足≫

ba740.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

  

月足はいよいよ1995年4月安値79.75を起点とする

ファンラインの第三線(約108)に接触。

円安波動の最終戦争到来。

ファン理論についてはこちらで解説しています。

   

エリオット波動理論による分析でも、

1995年4月安値79.75を起点とするトレンドラインが重要な意味を持つ。

※エリオット波動理論についてはこちらで解説しています。

   

残念ながら月足ベースでブレイクアウトが確定。

  

基本トレンドは弱気に確定。

これから数年は、基本戦略は戻り売り。

   

数年かけて80円を目指す下降トレンドが続くと考える。

  

戻りの波動がいよいよブレイクしたラインに接近してきた。

チャンス到来。

    

≪週足≫

ba741.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

  

件の第三ファンラインに接触、突破なるかと思われたが、

結局、110に到達どころか、第三ファンに接触する力すらなく反落。

ファン理論恐るべし。

   

やはり、トレンドラインは現実のマーケットで実際に機能している

と言わざるを得ないと思う。

   

≪日足≫

ba742.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

   

日足で高値更新に失敗し、

安値を下方ブレイク。

ダウ理論上のダウントレンドに転換。

一目均衡表の雲まで落下。

   

ここまでは想定の範囲内。

問題はこれからどうなるか。

   

基本的な相場観としては、ユーロドルが高値を更新し、上昇トレンド継続と思われるので、

それに伴いドル円も基本トレンドは下落と思われる。

  

ただ、日足の雲の上なので無理して追っかけ売りはしたくない。

一目の雲を下抜けるか、

例のファンラインで戻りを売るチャンスが来るのを待ちたい。

   

無理をせず、あわてず、チャンスをじっと待つ。

   

【戦略】

しばし様子見。

110手前で戻りを売りたい。

   

    

■ユーロドル

  

月足

ba743.JPG

   

週足 

ba744.JPG

わずかだが史上最高値を更新。

理論上(ダウ理論)は上昇トレンド、と言わざるを得ないと思う。

  

現在、週足のトレンドラインを挟んで、投機の殴り合いが続いている。

※8/1米雇用統計まとめ

  

今週は、ここの防衛を巡る駆け引きが焦点になるのではないか。

下方ブレイクした場合は、深い調整になる可能性が高いと思う。

   

日足

ba745.JPG

一目均衡表の見方はこちらで解説しています。

※ダウ理論についてはこちらで解説しています。

      

【戦略】

1.5535 20万ユーロ 買い

1.55割れで損切りドテン売り

   

   

■ドルインデックス

FRB: Foreign Exchange Rates, Web-Only Daily Update

FINEXドルインデックス   

   

■今週の未来レート

GCI Real-Time Forex Quotes (未来レート1)

SAXOリアルタイムクオート、チャート(未来レート2)

Yahoo! Finance クオート (未来レート3)

OANDA FXTrade(未来レート4)

Yomiuri On-Line (ロイター配信レート)(未来レート5)      

   

■今週の相場格言

Q:多くのトレーダーが、

最高値と最安値を捕まえよう

最大限の努力をしていると思いますが、

それは間違っていると思いますか?

ランディ:思いますね。

それは、マーケットが行動を起こす前に

自分の予想を組み込もうとしているに

すぎないと思いますね。

『新マーケットの魔術師』 
第三章 ベテラン・トレーダー ランディ・マッケイ より 

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■この記事のID:883

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