記事カテゴリ: FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧 , RCI順位相関指数入門(トレンド系)

2008年8月16日

RCI 応用編 RCIを利用した具体的売買戦略 【FX・株のテクニカル分析入門 第73号】

先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第74号 

RCI DealBook360へのインストール方法

を発行致しました。

メルマガ購読・解除
ど素人でもできる!FX・株のテクニカル分析入門
   
powered by まぐまぐトップページへ

以下は前号のバックナンバーです。

    

FX・株のテクニカル分析入門 第73号 

RCI 応用編 

RCIを利用した具体的売買戦略

  

  
     
  ━━━[お知らせ 1]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    
  【平均足】の表示もできるようになりました!
  ドル円スプレッド 0.5 超低コストの開拓者 1000単位も可
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?fxts1
    
  取引高業界No.1達成、財務状況も健全。ドル円スプレッド1「固定」始動
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gtmol
    
  ドル円スプレッド1「固定」キャンペーン中、今ならもれなく5000円もらえます
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
    
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    
    
    
  ━━━[お知らせ 2]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  2008年8月のキャンペーン
  高額現金プレゼント 2件
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?kougaku
  もれなく1万円プレゼント 8件
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?more10000
  もれなく5000円プレゼント 10件
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?more5000
  もれなく3000円プレゼント 12件
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?more3000
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     
    
  ━━━[お知らせ 3]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  高スワップ業者 最新ランキング発表!
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/08/fx508.html
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     
     
     
  こんばんは。FXTECです。
     
  いつもご愛読ありがとうございます。
     
  感謝します。
    
    
    
  今週は、北京オリンピック開幕とともに、
    
  金、原油、ユーロバブルが轟音をあげながら崩れ始めました。
    
  ユーロ/ドルは重要なトレンドラインを下方ブレイクして
    
  大暴落しました。
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba775.JPG

ba775.JPG
    
     
  「ECB総裁のトリシェが弱気発言をしたからユーロが暴落したんだ!」
     
  「グルジアとロシアの戦争が勃発したから地政学リスクから
    
  ユーロが崩壊したんだ!ファンダメンタル的に当然なんだ!」
    
    
  相変わらずいろんな解説が巷間を飛び交っています。
     
    
  しかし、これらの説明では、なぜ金や原油までも暴落したのかわかりません。
 
  
    

戦争が起きれば、軍事輸送等のために石油の消費量も増えますし、
    
  グルジアはカスピ海の石油輸出の拠点ですので、原油供給に懸念が生じ、
    
  原油価格には好材料です。
    
  また、「有事の金」で、金価格が上昇してもおかしくない状況でした。
    
  しかし、現実には、金と原油は大暴落しました。
    
    
    
  「本当の真実」はまだ誰にもわかりません。
    
  「真実」は、三日後に明らかになるかもしれないし、
    
  或いは、永遠に隠されたままかもしれません。
    
    
    
  そんな中、テクニカル分析の徒である私たちは、
    
  堅いトレンドラインを下方ブレイクしたのだから売り、
    
  それで十分なのです。
    
  価格は森羅万象のファンダメンタルズを反映したものであり、
    
  価格変動それ自体が、すべてを雄弁に語っている
からです。
    
    
    
  こう言うと、
    
  「偶然だ!!」
    
  「アトヅケだ!!」
    
  「そんなもん100%絶対にオカルトに決まってる!!」
      
  と興奮する方もいらっしゃると思いますが、
     
  当方のブログでも、事前に、何度も警鐘を鳴らせていただきました。
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/01/200819782007.html
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/08/200881.html
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/08/fomcboeecb_2.html
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba775.JPG

ba775.JPG
    
    
    
  こういうチャートを見るといつも、次の一節を思い出します。
    
    
    
  「祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。
    
  娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす。
    
  おごれる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし。
   
  たけき者も遂にはほろびぬ 偏に風の前の塵に同じ。」
    
  (『平家物語』より)

    
    
    
  世界最強通貨の名をほしいままにし、

栄華の絶頂を極めたユーロも、
    
  諸行無常という宇宙の法則の前には、風の前のチリに等しかった
    
  と云うことでしょうか。 
    
    
  相場って、ほんっとうにおもしろいです。 
   
    
    
  さて、本日は、
    
  RCI 応用編 RCIを利用した具体的売買戦略
     
  についてご紹介します。
    
    
    
      
 

■RCIってなんだっけ?
     
    
  詳しくは前号をご参照ください。
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/
    
  RCI(Rank Correlation Index)は、直訳すると「順位相関指数」で、
    
  一定の範囲の日数と価格それぞれに順位をつけ、
    
  両者の相関関係を指標化し、
    
  相場のトレンドと勢い、過熱感を知るためのテクニカル指標です。
    
    
  統計学で広く用いられている「順位相関指数」を、
    
  株に適用させたものです。
    
    
  RCIチャート
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba739.JPG

ba739.JPG


  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba736.JPG

ba736.JPG
    
    
  名前とか、なんとなくRSIと似ていますが、中身は全然別物です。
    
  ※RSIについてはこちらで解説しております。
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/rsi/
    
   
  RSIとRCIの比較
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba746.JPG

ba746.JPG
    
    
     
 

■はいはい、難しい理屈はどうでもええねん。楽な儲け方をさっさと教えんかい。
    
    
  以下、RCIを利用した具体的な戦略例をご紹介いたします。
     
    
    
 

●まずは、パラメータ
    
  RCIのパラメータ(変数)は、「順位を計測する期間」です。
    
  これには、
    
  9、13、26、
    
  などの数値が用いられることが多いようです。
    
    
  唯一絶対の正解があるわけではありませんので、
    
  ご自分で色々と試してみてください。
    
  9日
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba776.JPG

ba776.JPG
    
  13日
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba777.JPG

ba777.JPG
    
  26日
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba778.JPG

ba778.JPG
    
    
    
    
 

●《戦略例 その1》単純に逆張り
    
  《ルール》
    
  RCIが50%を超えたら売り
    
  RCIが-50%を下回ったら買い
    
  《検証》
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba788.JPG

ba788.JPG
    
  《コメント》
    
  論外。
    
  あっという間に樹海行き。
    
  単純な逆張りは絶対にしてはいけません。
    
    
    
  ●《戦略例 その2》反転を確認して逆張り
    
  《ルール》
   
  RCIが-50%未満から反転して-50%以上になったら買い
    
  RCIが50%超から反転して50%以下になったら売り
    
  《検証》
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba789.JPG

ba789.JPG
    
  《コメント》
    
  戦略例1よりはマシだが、失敗が多すぎてNG
    
    
    
  ●《戦略例 その3》順張り
    
  《ルール》
    
  マイナス領域から0ラインを上抜いたら買い、
    
  プラス領域から0ラインを下抜いたら売り
    
  《検証》
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba790.JPG

ba790.JPG
     
  《コメント》
    
  かなりマシになってきた。
    
  RCIは、一般に言われているような逆張りのオシレーター
    
  として利用するよりも、
    
  トレンド判定、順張りに使った方がよさそうだ。
 
   
    
    
  ●《戦略例 その4》ダイバージェンス
    
  《ルール》
    
  ダイバージェンス示現で逆張り
    
  ※ダイバージェンスって何やねん?という方はこちらをどうぞ
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/06/fx118macd.html
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/11/fx32.html
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/11/fx34rsirsi.html
   
  《検証》
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba792.JPG

ba792.JPG
    
  《コメント》
    
  めったに示現しない。
    
    
    
  ●《戦略例 その5》RCIクロス
    
  《ルール》
    
  マイナス領域で、13日RCIが26日RCIを上方クロスしたら買い
  (ゴールデンクロス)
    
  プラス領域で、13日RCIが26日RCIを下方クロスしたら売り
  (デッドクロス)
    
  《検証》
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba781.JPG

ba781.JPG
    
  《コメント》
    
  意外にも優秀。
    
  煮詰めていけば使えそう。  
      
     
   
  ●《戦略例 その6》平均足のフィルタとして利用
    
  《ルール》
      
  RCIプラス領域で、平均足が2本連続陽転したら翌日寄付で買い
    
  RCIマイナス領域で、平均足が2本連続陰転したら翌日寄付で売り
    
  ※平均足って何?という方はこちらをどうぞ
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat102/
    
  《検証》
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/ba794.JPG

ba794.JPG
    
  《コメント》
    
  普通に平均足だけで売買した方が儲かるかも・・・。(笑)
    
    

    
     
  こんな感じで、いくらでも戦略を考えることができます。
    
  色々と考えてみると、結構楽しいです。
     
     
     
  ■そうか、しかしコレ書くの面倒くさいなー
    
    
  自分でRCIを書くのはとんでもなく面倒です。
    
  以下、RCIが使える業者チャートを調べてみました。
    
  ・外為どっとコム、セントラル短資 RCI表示可能
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
    
  ・マネパ RCI表示可能
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
   
  ・MJ、パンタレイ  ×
  ・FXTS ×
  ・GFT ×(インディケータを追加インストールすることで表示可能)
  ・MetaTrader ×(インディケータを追加インストールすることで表示可能)
    
    
    
  ■テクニカル分析ツール
     
  テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
   
  それぞれに利点があるので、
   
  以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
   
  いずれも無料なので、いざというときの為にも、
    
  5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
   
   
   
  【1】 外為どっとコム リアルタイムチャート
  一目均衡表、ポイント&フィギュア、ローソク足型を見るときは
  ここのチャートを使っています。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設で無料で使えます。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
     
   
   
  ※ セントラル短資 ハイパーチャート
  外為どっとコムと同じドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
  こちらは外為どっとコムよりも豊富な通貨ペアのチャートを見ることができます。
  ユーロポンド、ドルスイスなどのポイント&フィギュアを見るときは、
  ここのチャートを使っています。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
   
   
  【2】 MJ、パンタレイ
  一目均衡表の表示が可能です。
  チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設&入金で無料で使えます。
  →  
  →  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
    
   
   
  【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード
  一目均衡表の表示が可能です。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設&入金で無料で使えます。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
   
   
   
  【4】 GFT DealBook
  一目均衡表の表示が可能ですが、
  旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
  一目均衡表の表示にはおすすめしません。
  ※最新のDealBook 360だと問題なしです。
  口座開設で無料で使えます。
  →GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
    
   
   
  【5】 MetaTrader 4(中級者以上向け)
  日足の区切りは各業者でバラバラです。
  日足で利用するには特殊なカスタマイズをする必要があります。
  初心者にはおすすめしません。
  →MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
   
   
   
  その他、業者比較はこちらで。
  http://hikaku.fxtec.info/
   
   
   
    
  ■ 次回予告
   
   
  次回は、
    
  テクニカル分析の碩学、アレキサンダー・エルダー博士も使っておられるという
    
  ・エンベロープ
     
  について、その具体的な使い方をご紹介します。
    
    
    
  ───────────────────────────────────
   
  発行者サイト
  FXテクニカル分析&業者比較Blog
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
   
  外為FX業者比較完全データベース
  http://hikaku.fxtec.info/
   
  お問い合わせ:fx@fxtechnical.net
   
  メルマガバックナンバー
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/
   
  当メルマガにかかわるすべての権利は当メルマガの発行者が有しています。
  許可なく転載、複製、販売、放送、レンタルすること、及びオークションへ
  の出品・販売等は、法律により禁止されています。
   
  ───────────────────────────────────
    
    
    

■この記事をスマートフォン対応版で表示するスマホ版で表示
■口座開設で 《もれなくプレゼント》 キャンペーン
 【もれなくプレゼント全一覧はこちら
■テクニカル分析入門メルマガ
メルマガ購読・解除
ど素人でもできる!FX・株のテクニカル分析入門
   
powered by まぐまぐトップページへ
■人気ランキング FX比較 なんでも人気ランキング
 アンケート形式による、人気業者人気投資本などのランキングを公開中!
■この記事のID:893

Sponsored Link

オススメのFX本

オススメ1位
マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣
必読。実戦経験を積むと、この本の偉大さがわかります。

オススメ2位
生き残りのディーリング決定版―相場読本シリーズ<10>矢口 新
中級以上へのステップアップに。

オススメ3位
投資苑 - 心理・戦略・資金管理
中級以上へのステップアップに。

入門にオススメ
外国為替トレード 勝利の方程式


Amazon Kindleストア

カテゴリー


全記事

FX業者手数料比較 当ブログで管理している、FX業者比較検索サイトです。国内最大のデータベースを自負しています。手数料順、スワップポイント順、キャンペーンをしている業者さん、くりっく365参加業者さんなど20以上の条件を組み合わせて比較検索が可能です。【サイトはこちら

最近のエントリー

Sponsored Link

アーカイブ

2024年1月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

ブログポリシー

当ブログは、リンクフリー、トラックバックフリーです。 ご自由にどんどんやっちゃってください。
投資系ブログ・サイト様の相互リンクも大募集中です。

Mail: fx@fxtechnical.net (スパム対策の為に@を全角にしています。送信時には半角の@に直してください。)

当ブログからの引用は、当ブログ名を記載し、引用元へのリンクを張っていただければ、 自由にしていただいてかまいません。
(盗用に対しては、著作権法および民法上の権利を行使させていただきます。)

アクセスカウンタ