記事カテゴリ: ATRとボラティリティ・システム入門(トレンド系) , FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧

2008年12月28日

ボラティリティ・システムとATR その2 TRとは何か 【FX・株のテクニカル分析入門 第91号】

先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第92号 

ボラティリティ・システムとATR 

その3 ATRボラティリティ・ストップ、ボラティリティ・ポジションサイジング

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。

    

FX・株のテクニカル分析入門 第91号 

ボラティリティ・システムとATR その2 TRとは何か

  
    
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  こんばんは。FXTECです。
     
  いつもご愛読ありがとうございます。
     
  感謝します。
    
    
    
  さて、本日は
    
   ボラティリティ・システム その2 TRとは何か
    
  をご紹介します。
    
    
    
    
  ■ボラティリティ・システムって何だっけ?
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0112.JPG

fxe0112.JPG
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0114.JPG

fxe0114.JPG
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0116.JPG

fxe0116.JPG
    
  ボラティリティ・システムとは、
    
  RSIやパラボリックの開発者として有名なワイルダー氏によって提唱された
    
  テクニカル指標&売買システムパッケージで、
    
  氏が提唱したTR(トゥルー・レンジ、真の値幅)という概念を
    
  システムの心臓部に据えているのがその特徴です。
    
    
  ※ワイルダー氏
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/RSIwilder.PNG

RSIwilder.jpg 
    
  ※RSI入門
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/rsi/  
    
  ※パラボリック入門
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/04/sarfx56.html
     
    
    
    
  ■で、TRって何やねん??
    
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/TR.gif

TR.gif
    
  TR True Range トゥルー・レンジは、
    
  1978年にワイルダーが提唱した概念で、
    
  その名のとおり、「真の値幅、真のレンジ」を把握するために
    
  考案されました。
    
    
  通常、レンジというと、一日(あるいは週、月、年)の
     
  高値安値の値幅で表されますが、
    
  下図のように、窓を開けながら高騰した場合、
 
  
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/tr01.gif

tr01.gif
     
  一日の高値安値だけ見ると、たいして変動しておらず、
    
  レンジ(ボラティリティ)を過小評価してしまうおそれがあります。
    
    
  そこで、前日終値からの乖離(窓)も考慮し、
    
  レンジ(ボラティリティ)を適切に評価
するために
    
  ワイルダーが考案したのが、
    
  TR トゥルー・レンジです。
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/tr02.gif

tr02.gif
    
    
  具体的には、
    
  ・ 当日高値-当日安値
    
  ・ 当日高値-前日終値
    
  ・ 前日終値-当日安値
    
  のうち最大値をTRとします。

   
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/TR.gif

  
    
  要は、前日終値からの乖離も考慮しようということです。
      
    
    
  ■で、ATRって何やねん?
    
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxg0048.JPG

fxg0048.JPG
  (CMS VTトレーダー2)
    → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxf0002.JPG

fxf0002.JPG
  (GFT DealBook360)
    → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe01111.JPG

fxe01111.JPG
  (MetaTrader 4)
    → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?odl
    
   
  上述のTRのn日間移動平均を表すのが、
     
  ATR アベレージ・トゥルー・レンジ
  Average True Range
 
  
  です。
    
    
  ワイルダー自身は、TRの修正移動平均を
    
  ボラティリティ・インデックス Volatility Index と定義し、
    
  後述のボラティリティ・システムを構築しました。
    
    
  実はATRはボラティリティ・システムよりも人気の高い
    
  テクニカル・インディケータで、
    
  ・ストップアウトの値幅決定、
    
  ・ポジションサイジング
    
  等に広く利用されているようです。
    
  ATRの詳しい使い方は次号でご紹介いたします。
    
    
    
 

■そうか、でもこれ、書くのが面倒くさいのー
    
      
  ボラティリティ・システムを自分で書くと大変です。
    
  以下の業者さん提供のチャートを利用しましょう。

・セントラル短資 ボラティリティ・システム○
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
    
  ・外為どっとコム FX Vision  ボラティリティ・システム○
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
    
  ・GMOクリック証券 FXチャートGOLD  ボラティリティ・システム○
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
    
    
  ・マネーパートナーズ ハイパースピード ×
  ・MJ ×
  ・パンタレイ ×
  ・MetaTrader 4 ×
  ・GFT DealBook360 ×
  ・CMS VT Trader  ×
    
    
    
  以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
    
    
     
 

■テクニカル分析ツール
     
  テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
   
  それぞれに利点があるので、
  以下の6つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
   
  いずれも無料なので、いざというときの為にも、
  6つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
   
  ※FXチャートソフト比較特集
  チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
   
    
   
  【1】 セントラル短資 ハイパーチャート(初心者から上級者まで)
  ドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
  一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
  ここのチャートを見ています。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
    
  ※GMOクリック証券のFXチャートGOLDも
  ドリームバイザー社のチャートを採用しています。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
    
  ※外為どっとコムではドリームバイザー社のチャートが見れなくなりましたが、
  新チャートFX Visionがよくできています。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
    
    
    
  【2】 MJ、パンタレイ(初心者から上級者まで)
  一目均衡表の表示が可能です。
  チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設&入金で無料で使えます。
  →  
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
    
   
   
  【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
  一目均衡表の表示が可能です。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設&入金で無料で使えます。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
   
   
    
  【4】CMS VTトレーダー(中級以上向け)
  日足の終値はNYクローズ採用。
  100種類以上のテクニカル分析を表示できます。
  平均足、練行足の表示も可能。おすすめです。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
   
    
    
  【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
  一目均衡表の表示が可能ですが、
  旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
  一目均衡表の表示にはおすすめしません。
  ※最新のDealBook 360だと問題なしです。
  口座開設で無料で使えます。
  →GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
    
   
   
  【6】 MetaTrader 4(中級以上向け)
  日足の区切りは各業者でバラバラです。
  日足で利用するには色々と知識が必要です。
  自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
  →MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
   
   
   
  その他、業者比較はこちらで。
  http://hikaku.fxtec.info/
    
   
   
    
  ■ 次回予告
   
   
  次回は、
    
  ATRの具体的な使い方
    
  をご紹介したいと思います。
    
    
    
  ───────────────────────────────────
     
  発行者サイト
  FXテクニカル分析&業者比較Blog
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
   
  外為FX業者比較完全データベース
  http://hikaku.fxtec.info/
   
  お問い合わせ: fx@fxtechnical.net
   
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