記事カテゴリ: ATRとボラティリティ・システム入門(トレンド系) , FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧

2009年1月17日

ボラティリティ・システムとATR その5 ボラティリティ・システム 【FX・株のテクニカル分析入門 第94号】

先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第95号 

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以下は前号のバックナンバーです。

     

FX・株のテクニカル分析入門 第94号 

ボラティリティ・システムとATR 

その5 ボラティリティ・システム


    
    
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  こんばんは。FXTECです。
     
  いつもご愛読ありがとうございます。
     
  感謝します。
    
    
     
  金融バブル崩壊後の世界で株、為替ともに 
    
  不安定な値動きを続ける今日この頃ですが、
      
  先日、非常に面白いオンライン動画を見つけました。
     
  「見えたり、金融資本主義の正体」
  http://www.videonews.com/on-demand/0401410/000806.php

fxi1011.JPG
    
  小幡氏は、金融資本主義の本質は「ネズミ講」であり、
    
  バブルの生成と崩壊はその宿痾である
と喝破しておられます。
    
  また小幡氏が、個人的に白川日銀総裁に対して、
    
  「米ドル基軸通貨体制が揺らいだらどうなるか!?」
    
  と質問して、白川総裁がどう返答したか、という話も
    
  上記動画(後半)で紹介されています。
    
  非常に興味深く拝見しました。
    
    
    
  なお、小幡氏はブログを公開しておられてこちらも参考になります。
  (ドル円、クロス円等についても時々言及しておられます。)
    
  小幡績PhDの行動ファイナンス投資日記
  http://blog.livedoor.jp/sobata2005/
     
    
    
     
  さて、本日は
    
   ボラティリティ・システム
    
  をご紹介します。
    
    
    
    
 

■で、ボラティリティ・システムって何やねん?
    
      
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0112.JPG

fxe0112.JPG
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0114.JPG

fxe0114.JPG
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0116.JPG

fxe0116.JPG
 
    
  ボラティリティ・システムとは、
    
  RSIやパラボリックの開発者として有名なワイルダー氏によって提唱された
    
  テクニカル指標&売買システムパッケージで、
    
  氏が提唱したTR(トゥルー・レンジ、真の値幅)という概念を
    
  システムの心臓部に据えているのがその特徴です。
    
    
  ※ワイルダー氏
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/RSIwilder.PNG      
    
  RSIwilder.jpg 

※RSI入門
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/rsi/  
    
  ※パラボリック入門
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/04/sarfx56.html
     
        
    
  ボラティリティ(変動率)を数値化・可視化する試みは比較的多く、
    
  ・ボリンジャーバンド
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat110/
      
  ・ヒストリカル・ボラティリティ、インプライド・ボラティリティ
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat121/
    
  などについてはこのメルマガでも取り上げてきました。
    
    
    
    
 

■はいはい、で、これってどうやって書くンや?
    
    
  本稿では、今のところFX業者提供チャートで唯一ボラティリティ・システムを表示できる、
    
  DreamVisor製のチャートで説明いたします。
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0112.JPG

fxe0112.JPG
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0114.JPG

fxe0114.JPG
    
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxe0116.JPG

fxe0116.JPG
    
  このチャートでは、ボラティリティ・システムは以下の式で記述されています。
    
  Vo-H = hi -(ATR*W)
    
  Vo-L = hi + (ATR*W)
    
   hi =過去 N日間の終値の最高値
    
   ATR = N日間のTRの平均値(単純平均)
    TRは以下のなかの最大値
     a.本日の高値と安値の差
     b.本日の高値と安値と終値の差
     c.本日の安値と昨日の終値の差
    
   W:変数(2.0~2.9がよく用いられる)
    
  Nの数値とWの数値を設定できます。
    
    
    
     
 

■いまいち分からんぞ・・・
    
    
  要は、過去N日間の終値の最高値をボラティリティの起点にして、
    
  そこからW倍のATRの幅を、ボラティリティの幅と考える
ということです。
    
    
   
    
 

■はいはい、で、これってどうやって使うんや?
    
    
  使い方は様々ですが、
    
 

・バンドの広さでボラティリティの幅を見る
    
 

・バンドを突き抜けたら逆張り
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxi0002.JPG

fxi0002.JPG

  →結構使えるかも・・・
    
 

・バンドにタッチしたらその方向に追従
    
  等々、様々な戦略を考えることができます。
     
     
     
     
 

■そうか、でもこれ、書くのが面倒くさいのー
    
      
  ボラティリティ・システムを自分で書くと大変です。
    
  以下の業者さん提供のチャートを利用しましょう。

・セントラル短資 ボラティリティ・システム○
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
    
  ・外為どっとコム FX Vision  ボラティリティ・システム○
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
    
  ・GMOクリック証券 FXチャートGOLD  ボラティリティ・システム○
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
    
    
    
  色々設定を試してみたりすると、結構面白いです。
    
    
  以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
    
    
    
 

■テクニカル分析ツール
     
  テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
   
  それぞれに利点があるので、
  以下の6つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
   
  いずれも無料なので、いざというときの為にも、
  6つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
   
  ※FXチャートソフト比較特集
  チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
  http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
   
    
   
  【1】 セントラル短資 ハイパーチャート(初心者から上級者まで)
  ドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
  一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
  ここのチャートを見ています。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
    
  ※GMOクリック証券のFXチャートGOLDも
  ドリームバイザー社のチャートを採用しています。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
    
  ※外為どっとコムではドリームバイザー社のチャートが見れなくなりましたが、
  新チャートFX Visionがよくできています。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
    
    
    
  【2】 MJ、パンタレイ(初心者から上級者まで)
  一目均衡表の表示が可能です。
  チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設&入金で無料で使えます。
  →  
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
    
   
   
  【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
  一目均衡表の表示が可能です。
  日足の区切りはNYクローズ採用。
  口座開設&入金で無料で使えます。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
   
   
    
  【4】CMS VTトレーダー(中級以上向け)
  日足の終値はNYクローズ採用。
  100種類以上のテクニカル分析を表示できます。
  平均足、練行足の表示も可能。おすすめです。
  → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
   
    
    
  【5】 GFT DealBook (中級以上向け)
  一目均衡表の表示が可能ですが、
  旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
  一目均衡表の表示にはおすすめしません。
  ※最新のDealBook 360だと問題なしです。
  口座開設で無料で使えます。
  →GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
    
   
   
  【6】 MetaTrader 4(中級以上向け)
  日足の区切りは各業者でバラバラです。
  日足で利用するには色々と知識が必要です。
  自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
  →MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
   
   
   
  その他、業者比較はこちらで。
  http://hikaku.fxtec.info/
    
   
   
    
 

■ 次回予告
   
   
  次回は、
    
  CCI Commodity Channel Index
    
  をご紹介したいと思います。
    
    
    
     
 

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