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　 こんばんは。FXTECです。
　
　 いつもご愛読ありがとうございます。
　
　 感謝します。
　
　
　
　 さて、本日は、
　
　 羽黒法 その7 羽黒法十訓 後半
　
　 をご紹介します。
　
　
　
　
　

■羽黒法十訓って何やねん？
　
　
　 羽黒法では、具体的な週足の解釈法だけでなく、
　
　 一般的な心構え、トレードテクニックも伝承されています。
　
　 前号に引き続き、後半５訓を以下ご紹介いたします。
　
　
　
　
　

●その６
　
　 この次にや、法示出ようと先走る、買手売買、大怪我の基
　
　 《コメント》
　
　 「法示」とは、テクニカル上の売買サインのことです。
　
　 「ぱっと見、MACDがゴールデンクロスしそうだ！
　 まだサインが出てないけど・・・買っちゃおう！」
　
　 「ダウ理論的に転換買いサインが出そうだ！
　 まだサインが出てないけど・・・買っちゃおう！」
　
　 羽黒法で言えば、週の終値がまだついていないのに、
　 「今週はたぶんこの足になりそうだ！
　 だとすれば強い買いサインだ！
　 まだサインが確定してないけど・・・買っちゃえ！」
　
　 ということになりましょうか。
　
　 しかし、結局はサインが出ずじまいで、
　
　 見込み売買は大失敗に終わった、
　
　 ということは、初心者の頃は誰もが犯す過ちです。
　
　 基本中の基本ですが、
　
　 サインの示現が確定してからエントリーしましょう。
　
　
　
　
　

●その７
　
　 利食い先、後に総投げ出尽くして、折曲がる相場を天底と知れ
　
　 《コメント》
　
　 「投げ」というのは相場用語としての一般的な意味としては、
　
　 価格が下落し、買い方が、買いポジションを
　
　 ぶん投げて損切りすることを言います。
　
　 （この逆が「踏み」で、相場が上がりまくって、
　 売り方が、売りポジションを損切りすることを言います。
　 価格上昇を、「踏み上げ」などと言いますね。）
　
　 この教訓では「投げ」という言葉はより広く、
　
　 売り方買い方の損切りを意味しているようです。
　
　
　 上昇トレンドで言えば、トレンド序盤、中盤では、
　
　 買い方の快進撃が続き順調な上昇が続きます。
　
　 そして永遠に上昇が続くわけはなく、
　
　 やがて利食いの売りがちらほら出てきて伸びが止まります。
　 （「利食い先」）
　
　 しかしトレンドはそこでは転換しません。
　
　 最終的に、期待が期待を呼ぶバブル状態となり、
　
　 猫も杓子も買い一色、
　
　 最後まで歯を食いしばり辛抱していた売り方も、
　
　 堪りかねて総損切りとなります。そこで最後に噴き上げて、
　 （「総投げ出尽くして」）
　
　 上昇トレンドは終わり。
　
　 あとは大暴落、ということです。
　
　 下落トレンドも同様。
　
　

ご参考 ポンド円 クロス円バブル
　 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxk2131.JPG

　
　 ご参考 原油先物 資源バブル
　 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs02/fxk2132.JPG
　

トレンドに関する格言
　 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/08/_fx21.html
　
　
　
　
　

●その８
　
　 放れたら、待ってましたと、玉増せよ、勝負の分かれ目此処に初まる
　
　 《コメント》
　
　 保合放れにつけ、
　
　 ブレイクアウトに乗れ、
　
　 ということです。
　
　
　 ご参考 「保合放れ」「ブレイクアウト」戦略
　

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/01/fx42.html
　

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/04/_pf_fx55.html
　

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/07/_fx16.html
　

　
　
　 ●その９
　
　 放れ後の、三つ目迄は仕掛けるな、四つ目を待って、只法に従え
　
　 《コメント》
　
　 ブレイクアウト追従も、ただついて行きさえすれば良いものではなく、
　
　 見極めが重要です。
　
　 ご参考 ブレイクアウトの見極め方法
　 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/09/fx25.html
　
　
　
　
　

●その１０
　
　 日柄よし値幅もよいし法示よし、よしよし揃ってよしと仕掛けよ
　
　 《コメント》
　
　 条件が揃うのを、じっと待つ、
　
　 チャンスを辛抱強く、じっと待つ、
　
　 これが極めて重要です。
　
　
　
　
　

その他トレードの心構えについては、
　
　 以下のページ、レポートでもまとめております。
　
　 是非ご参照ください。
　
　 相場格言、名言、金言 まとめ
　 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/12/200719.html
　
　 トレンドに関する格言
　 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/08/_fx21.html
　
　 毎日一訓、Googleホームで相場格言をチェック
　 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gkakugen
　 （斎藤一人さんの教え http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?ghitori ）
　
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■はいはい、で、どの業者のチャートがええんや？
　
　
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　 以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
　
　
　
　
　

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　 → http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan （パンタレイ）
　
　
　
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　 日足の区切りはNYクローズ採用。
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　 【４】CMS VTトレーダー（中級以上向け）
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　 平均足、練行足の表示も可能。おすすめです。
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　 【５】 GFT DealBook （中級以上向け）
　 一目均衡表の表示が可能ですが、
　 旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
　 一目均衡表の表示にはおすすめしません。
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　 口座開設で無料で使えます。
　 →GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
　
　
　
　 【６】 MetaTrader 4（中級以上向け）
　 日足の区切りは各業者でバラバラです。
　 日足で利用するには色々と知識が必要です。
　 自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
　 →MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
　
　
　
　 その他、業者比較はこちらで。
　 http://hikaku.fxtec.info/
　
　
　
　
　

■ 次回予告
　
　
　 次回は、
　
　 伝説の戦略 タートル・スープ
　
　 をご紹介します。
　
　
　

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