記事カテゴリ: FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧 , ギャン理論入門、ギャンの価値ある28のルール

2010年5月 2日

ギャンの価値ある28のルール 第5条 トレンドフォロー【FX・株のテクニカル分析入門 第159号】

先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第160号

ギャンの価値ある28のルール 

第6条 疑念が生じたら手仕舞え

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。

   

FX・株のテクニカル分析入門 第159号

ギャンの価値ある28のルール 

第5条 トレンドフォロー

  
    
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こんばんは。FXTECです。
   
いつもご愛読ありがとうございます。
   
感謝します。
  
  
  
 
さて、本日は
  
ギャンの価値ある28のルール Gann's 28 valuable rules
  
第5条 トレンドフォロー
  
をご紹介します。
  
  
  
  
■ギャンって誰だっけ?
  
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/WDGann.jpg
  
ウィリアム・D.ギャン(William Delbert Gann)は米国の伝説的な相場師で、
  
1878年に綿花の産地であるテキサスのラフキンLufkin という町で生まれました。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/LufkinTexas.jpg
  
  
子供時代は算数が得意でしたが、学業もそこそこに働き始め、
  
十代を綿花の問屋で過ごしたとされます。
  
1902年、ギャンは商品先物取引を始め、
  
3年ほどで近隣で知られたトレーダーとなります。
  
その後、ブローカーを経てニューヨークに進出し、
  
数々の伝説
  
(1929年の株大暴落と世界大恐慌を予見し 巨富を築いた、など)
  
を残しました。  
  
一説によると、ギャンは最盛期には現代の価値で
  
5000億円もの資産を相場で築き上げたと言われています。
  
没年は1955年。
  
6月14日にニューヨーク・ブルックリンの メソジスト病院で亡くなりました。
  
参考:林康史編著『ギャンの相場理論』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gann
  
   
  
ギャンが遺した相場理論は、
  
・ダウ理論
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat97/
ダウ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/dow.jpg
  
・エリオット波動理論
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat98/
エリオット http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/Elliot.gif
  
と並び、
  
米国三大テクニカル分析理論の一つとされています。
  
  
  
  
■はいはい、で、28のルールって何だっけ?
  
  
広く
  
TWENTY-EIGHT VALUABLE RULES 価値ある28のルール
  
として知られるこのルールは、
  
ギャンが1942年に書いた
  
『How to Make Profits In Commodities』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gann02
  
という本で提言されているルールで、
  
ギャンが考えた相場参加者が守るべき重要事項を
  
まとめたものです。
  
  
※こちらもご参考にどうぞ
羽黒法 十訓
羽黒法入門 その6 羽黒法十訓 その神髄テク前半
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2009/03/_6fx103.html
羽黒法入門 その7 羽黒法十訓 その神髄テク後半
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2009/03/_7fx104.html
    
  
  
以下、今回はその28のルールのうち、
  
第5条をご紹介いたします。
  
  
 
  

●第5条 トレンドにつけ!
    
5. Do not buck the trend.
  
Never buy or sell
if you are not sure of the trend
according to your charts and rules.
  
トレンドに逆らってはいけません。
  
あなたのチャートとその解釈ルールに照らして
トレンドの方向に確信が持てない場合は、
絶対に売買してはいけません。

  
  
《コメント》
  
第1条は資金管理(10%ルール)、
  
第2条はエントリー時に損切りの逆指値注文を入れるというルール、
  
第3条は、オーバートレードの禁止、ポジポジ病禁止、
  
第4条は、損小利大の秘訣、トレイリング・ストップの教えでした。 
  
第5条は、トレンドフォローの教えです。

  
  
  
ギャンといえば、投機王リバモアとともに
  
1929年の株大暴落、世界大恐慌を予見し
  
株の空売りで巨富
を築いた伝説の人物で、
  
逆張りのイメージがありますが、
  
トレンドフォローを重視していたということです。
  
(リバモアもブレイクアウト系のトレンドフォロー戦略を
得意としていたようです。)
  
  
  
では、具体的にどうやってトレンドを判定すれば良いのでしょうか?
   
この問いに答えるために、
  
無数の相場師達が、血を流しながらトレンド分析手法を開発してきました。
  
ダウ理論、移動平均、一目均衡表、トレンドライン...etc.
  
   
実は、テクニカル分析の歴史のほとんどは、
  
トレンド分析の歴史
と言っても過言ではありません。
  
(RSIなどのオシレーターと呼ばれるテクニカル分析も、
あくまでも「トレンドの転換点、反転」を見極めようとするもので、
広い意味ではトレンド分析
と言えるでしょう。)
  
  
  
ギャンも、
  
トレンドを見極める術=無尽蔵の富の扉を開くカギ

BOE地下金塊倉庫.jpg
(BOE地下金庫に眠る金塊)

key.jpg


  
を求めて
  
死に物狂いで試行錯誤した相場師の一人で、
   
独自のトレンド判定法として
  
ギャン・アングル、ギャン・ファン
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/10/_fx29.html
  
1x1チャネルライン、真のトレンドライン、魔法陣
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/10/_fx30.html
  
などを開発しました。
  
  

また、ギャン理論以外にも、
  
このメルマガでは多数のトレンド判定理論をご紹介してまいりました。
  
よろしければ、こちらもご覧ください。
  
  
ダウ理論
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat97/
  
一目均衡表
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat96/
  
移動平均系戦略(MACD、SMA等)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat109/
  
平均足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat102/
  
エリオット波動理論
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat98/
  
パラボリックSAR
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/sar/
  
ポイント&フィギュア
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat101/
  
新値足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat112/
  
練行足
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_14/
  
カギ足(値幅足)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_15/
  
ADX
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/adx/
  
ATRとボラティリティ・システム
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/atr/
  
NR7、コイルドスプリング戦略
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/nr7_1/
  
RCI順位相関指数
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_rci/
  
ROC
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fxroc/
  
モメンタム
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_16/
  
線形回帰トレンドLinear Regression
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/linear_regression/
  
  
  
私も研究途上ですが、今のところ、
  
・ダウ理論、
・一目均衡表の雲
・トレンドライン
・材料に対するマーケットの反応
・タイムサイクル理論
  
これらを複合的に利用してトレンドを判定しております。
  
そして、その判定したトレンドに逆らうポジションは
  
原則持たないということを自分のルールにしています。
(まさに、今回の第5条そのもの)
  
  

トレンド判定は難しいのですが、
  
相場の醍醐味を最も楽しめる部分でもあります。
  
宝探し気分で色々と検証してみると結構楽しいです。

3.jpg
  
  
   
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
  
  
   
  
■テクニカル分析ツール
   
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
 
それぞれに利点があるので、
以下の7つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
 
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
7つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
 
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
 
  
 
【1】 ドリームバイザー系チャート
一目均衡表、ローソク足型、ポイント&フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
高値安値に自動的に日付と値を記入してくれるので非常に便利。
おすすめです。
  
外為どっとコム FX Vision
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
GMOクリック証券 FXチャートGOLD
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec
  
  
  
【2】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。
  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime
  
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
  
  
  
【3】 みんなのFX、MJ (初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
  
みんなのFX
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
MJ
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
  
 
 
【4】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
 
 
  
【5】CMS VTトレーダー(中級以上向け)
日足の終値はNYクローズ採用。
100種類以上のテクニカル分析を表示できます。
平均足、練行足の表示も可能。おすすめです。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
 
  
  
【6】 GFT DealBook (中級以上向け)
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
  
 
 
【7】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
 
 
 
 
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
  
 
 
  
■ 次回予告
 
 
次回は、
  
ギャンの価値ある28のルール Gann's 28 valuable rules
  
第6条 分からなくなったら、手仕舞え!
  
をご紹介いたします。
  
  
  
  
───────────────────────────────────
    
発行者サイト
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http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
 
外為FX業者比較完全データベース
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