記事カテゴリ: FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧 , ボリンジャーバンド入門(オシレーター系)

2012年9月16日

Bollinger Bands再入門 6 バンドの歴史、不変幅の曲線チャネル(Constant Width Curvilinear Channels) 【FX・株のテクニカル分析入門 第280号】

先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第281号

Bollinger Bands再入門 7 構造 Construction

を発行致しました。

メルマガ購読・解除
ど素人でもできる!FX・株のテクニカル分析入門
   
powered by まぐまぐトップページへ

以下は前号のバックナンバーです。

FX・株のテクニカル分析入門 第280号

Bollinger Bands再入門 6 バンドの歴史


 
━━━[お知らせ ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ドル円スプレッド 0.3 1000単位も可 平均足の表示も可能です
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?fxts1
【平均足(必修)】→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat102/
 
2007、2008、2009、2010年度、4年連続 取引高業界No.1、
財務状況も健全。ドル円スプレッド1「固定」
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gtmol
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 
 
 
 
こんばんは。FXTECです。
 
いつもご愛読ありがとうございます。
 
感謝します。
 
 
 
 
 
さて、本日は、
 
Bollinger Bands再入門 6 バンドの歴史
 
をご紹介します。
 
 
 
 
 
 
★おまけ★
MT4テンプレートファイル:ボリンジャーバンド1~5σ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/bb5sigma.tpl
 
→使い方 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
 
このテンプレを使うのにおすすめの業者さん
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4
 
 
 
 
 

■Bollinger Bands ボリンジャーバンドって何だっけ?
 
 
ボリンジャーバンド Bollinger Bands とは、
 
1980年代に米国のテクニカルアナリスト、
 
John Bollinger(1950~)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/John%20Bollinger.jpg

JohnBollinger.jpg


 
によって考案されたテクニカル分析で、
 
移動平均と、
 
移動平均を元に計算した標準偏差σ(シグマ)を
 
移動平均に加算、減算した値(±1σ、2σ、...)で求められます。
 
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fxtecb0049bb.jpg
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/fximgb0006.jpg
 
 
※標準偏差とは何か
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2012/07/stddevrange_2_fx_271.html
 
 
このメルマガでは、
 
『ボリンジャーバンド入門』ジョン・ボリンジャー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
 
を参照しながら、ボリンジャーバンドの奥深い世界を
 
見ていこうと思います。
 
 
 
 
 

■概略(このメルマガでご紹介予定の章)
 
第一部 序論
 
・基本哲学
・原材料
・時間枠
 
第二部
 
・歴史
・構造
・Bollinger Bandsの指標
・統計
 
第三部
 
・パターンの識別
・ファイブ・ポイント・パターン
・W型ボトム
・M型トップ
・バンド・ウォーク
・スクイーズ
・戦略:ボラティリティ・ブレイクアウト
 
第四部
 
・Bollinger Bandsと指標
・Bollinger Bandsと出来高
・戦略:Bollinger Bandsとトレンドフォロー
・戦略:リバーサル
 
第五部
 
(省略)
 
第六部
 
基本原則15条
 
 
 
 
参考書:ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
 
 
 
 
本日は、バンドの歴史
 
をご紹介いたします。
 
 
 
 

■歴史 History
 
 
「私たちが見つけたかぎりでは、バンドの最初の例は、
 
1960年にウィルフリッド・ルドゥーが著作権を取得した
 
トウィンライン・チャートであった。
 
 
(中略)
 
 
チェスター・W・ケルトナーが1960年に(中略)
 
10日間移動平均のルールを紹介した。
 
 
(中略)
 
 
1960年代、リチャード・ドンチャン

RichardDonchian.jpg
 
4週ルールを考案し、株価にトレーディング・エンベロープを
 
かぶせるという単純だがみごとな方法を開発した。(中略)
 
またこの発想は、タートルズと呼ばれる人たちが採用し、
 
ほかにも現在広く使われ成功をおさめている取引方法の
 
核心をなすものだと言われている。
 
 
(中略)
 
 
ジェラルディン・ワイスが編集していたニュースレター
 
「Investment Quality Trends -IQT」は、
 
1966年にバリュエーション・エンベロープという
 
新しいタイプのエンベロープを紹介した。
 
 
(中略)
 
 
次に重要な進展があったのは1970年で、(中略)
 
(J.M.)ハーストの関心は周期にあり、

hurst.gif

 
彼は株式の周期パターンを明らかにするため
 
「不変幅の曲線チャネル(Constant Width Curvilinear Channels)」
 
を用いた。
 
 
(中略) 
 
 
次の時代には(中略)移動平均を上下に平行に移動させて
 
価格の周囲にバンドを描くものであった。
 
 
(中略)
 
 
1980年代初期、(中略)ウィリアム・シュミットは、(中略)
 
パーセンテージを用いたバンドを使用した。
 
 
(中略)
 
 
1980年代初頭に、マーク・チェイキンとボブ・ブローガン
 
共同で作成した(中略)ボマー・バンド(中略)と呼ばれたこのバンドは、
 
(中略)前年の価格変動の85%をカバーした
 
トレーディング・バンドであった。
 
 
(中略)
 
 
ジム・イェーツは、1970年代後期から1980年代初頭まで活躍したが、
 
(中略)ジム・イェーツの功績は、オプション取引の
 
インプライド・ボラティリティーに基づいて
 
ゾーン(バンド)を作ったことである。
 
 
(中略)
 
 
ボリンジャー・バンドが生まれたのは1983年である。」
 
 
 
 
ジョン・ボリンジャー著『ボリンジャーバンド入門』より
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?bbnyumon
 
 
 
 
 
《コメント》
 
 
テクニカル分析におけるバンドの歴史について整理されています。
 
 
■1960年 トウィンライン・チャート
 
 
■1960年 ケルトナーのチャネル
→ケルトナーチャネル入門
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/_keltner_channel/
 
 
■1960年代 ドンチャンのチャネル
→ドンチャン・チャネル入門
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/09/cbofx26_1.html
 
 
■1966年 バリュエーション・エンベロープ
 
 
■1970年 不変幅の曲線チャネル(Constant Width Curvilinear Channels)
 
 
■1970年代後半~1980年代 移動平均からの乖離に基づくエンベロープ
→エンベロープ入門
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/08/_envelope_fx75.html
 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/09/_envelopefx76.html
 
 
■1980年代初頭 ボマー・バンド
 
 
■1980年代 インプライド・リスク・インディケーター
→インプライド・ボラティリティ入門
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat121/
 ※「インプライド・リスク・インディケーター」については未解説
 
 
■1983年 ボリンジャー・バンド誕生
→ボリンジャー・バンド入門
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat110/
 
 
 
という流れです。
 
 
 
このメルマガで過去にご紹介したものについては
 
リンクを張っておりますので、
 
よろしければご参照ください。
 
 
「トウィンライン・チャート」、「不変幅の曲線チャネル」など、
 
まだご紹介していないものにつきましては
 
また機会があればメルマガでご紹介させていただこうと思います。
 
 
 
 
 
■はいはい、でも自分で毎日ボリバンを計算するのは面倒やなあ・・・
 
 
基本的に、ボリンジャーバンドは全ての業者のチャートソフトで
 
描画できます。
 
 
 
さらに、1σ~3σ、4σ、5σまでを描画する、
 
MetaTrader 4のテンプレートを作ってみました。
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs05/bb5sigma.tpl
(右クリック>対象をファイルに保存で、
パソコンに、bb5sigma.tplという名前で保存してください)
 
 
使い方はこちらをご参照ください。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?mt4tukaikata
 
 
なお、ボリンジャーバンドを日足で使う場合は、
 
終値が非常に重要です。
 
NYクローズを日足の終値にしている
 
アルパリ
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
 
ワイジェイFXMetaTrader 4
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4
 
この2社がおすすめです。
 
 
 
 
 
 
■テクニカル分析ツール
 
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
 
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
 
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
 
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
 
 
 
 
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
 
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】
 
フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
 
 
 
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
 
みんなのFX 【無料】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192
 
 
 
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】
 
 
 
【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
正確な一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec 【無料】
 
 
 
【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
 
 
 
 
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
 
 
 
 
■ 次回予告
 
 
次回は、
 
ボリンジャーバンド再入門 7 構造 Construction
 
をご紹介いたします。
 
 
 
 
───────────────────────────────────
 
発行者サイト
FXテクニカル分析&業者比較Blog
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/
 
外為FX業者比較完全データベース
http://hikaku.fxtec.info/
 
お問い合わせ: fx@fxtechnical.net
 
メルマガバックナンバー
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/
 
当メルマガにかかわるすべての権利は当メルマガの発行者が有しています。
許可なく転載、複製、販売、放送、レンタルすること、及びオークションへ
の出品・販売等は、法律により禁止されています。
 
───────────────────────────────────
 
 

■この記事をスマートフォン対応版で表示するスマホ版で表示
■口座開設で 《もれなくプレゼント》 キャンペーン
 【もれなくプレゼント全一覧はこちら
■テクニカル分析入門メルマガ
メルマガ購読・解除
ど素人でもできる!FX・株のテクニカル分析入門
   
powered by まぐまぐトップページへ
■人気ランキング FX比較 なんでも人気ランキング
 アンケート形式による、人気業者人気投資本などのランキングを公開中!
■関連記事
Bollinger Bands再入門 19 スクイーズ 1 【FX・株のテクニカル分析入門 第293号】 -2012年12月22日
Bollinger Bands再入門 20 スクイーズ 2 識別のヒント 【FX・株のテクニカル分析入門 第294号】 -2013年1月06日
Bollinger Bands再入門 21 スクイーズ 3 Head Fake 【FX・株のテクニカル分析入門 第295号】 -2013年1月13日
Bollinger Bands再入門 22 スクイーズ 4 Head Fakeへの対処法 【FX・株のテクニカル分析入門 第296号】 -2013年1月19日
Bollinger Bands再入門 23 ボラティリティ・ブレイクアウト 【FX・株のテクニカル分析入門 第297号】 -2013年1月26日
Bollinger Bands再入門 24 ボラティリティ・ブレイクアウト実践編 【FX・株のテクニカル分析入門 第298号】 -2013年2月03日
Bollinger Bands再入門 25 ボラティリティ・ブレイクアウト検証編 【FX・株のテクニカル分析入門 第299号】 -2013年2月09日
Bollinger Bands再入門 18 バンド・ウォーク 後編 【FX・株のテクニカル分析入門 第292号】 -2012年12月08日
Bollinger Bands再入門 7 構造 Construction 【FX・株のテクニカル分析入門 第281号】 -2012年9月23日
Bollinger Bands再入門 8 Wave of Chaosカオスの波動 【おまけ有】 【FX・株のテクニカル分析入門 第282号】 -2012年9月30日
Bollinger Bands再入門 9 統計学 【FX・株のテクニカル分析入門 第283号】 -2012年10月06日
Bollinger Bands再入門 10 ボリンジャーバンドとWBP、MTP分析 【FX・株のテクニカル分析入門 第284号】 -2012年10月14日
Bollinger Bands再入門 11 ボリンジャーバンドとWBP、MTP分析 検証編!!衝撃の結果に 【FX・株のテクニカル分析入門 第285号】 -2012年10月21日
Bollinger Bands再入門 12 Five-Point Patterns 1概要 【 FX・株のテクニカル分析入門 第286号】 -2012年10月27日
Bollinger Bands再入門 13 Five-Point Patterns 2 M型前半 M1~M8 【FX・株のテクニカル分析入門 第287号】 -2012年11月03日
Bollinger Bands再入門 14 Five-Point Patterns 3 M型後半 【FX・株のテクニカル分析入門 第288号】 -2012年11月10日
Bollinger Bands再入門 15 Five-Point Patterns 4 W型前半 【FX・株のテクニカル分析入門 第289号】 -2012年11月17日
Bollinger Bands再入門 16 Five-Point Patterns 5 W型後半 【FX・株のテクニカル分析入門 第290号】 -2012年11月24日
Bollinger Bands再入門 17 バンド・ウォーク 前編 概要 【FX・株のテクニカル分析入門 第291号】 -2012年12月01日
Bollinger Bands再入門 2 基本哲学、相対性原理 【FX・株のテクニカル分析入門 第276号】 -2012年8月18日
Bollinger Bands再入門 3 原材料 The Raw Materials 【FX・株のテクニカル分析入門 第277号】 -2012年8月26日
Bollinger Bands再入門 4 時間論(前編)Time Frames 【FX・株のテクニカル分析入門 第278号】 -2012年9月02日
Bollinger Bands再入門 5 時間論(後編)Time Frames 【FX・株のテクニカル分析入門 第279号】 -2012年9月08日
Bollinger Bands再入門 1 概要 【FX・株のテクニカル分析入門 第275号】 -2012年8月12日
ボリンジャーバンド ボラティリティ・ブレイクアウト戦略【FX・株のテクニカル分析入門 第3号】 -2007年4月14日
■この記事のID:1827

Sponsored Link

オススメのFX本

オススメ1位
マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣
必読。実戦経験を積むと、この本の偉大さがわかります。

オススメ2位
生き残りのディーリング決定版―相場読本シリーズ<10>矢口 新
中級以上へのステップアップに。

オススメ3位
投資苑 - 心理・戦略・資金管理
中級以上へのステップアップに。

入門にオススメ
外国為替トレード 勝利の方程式


Amazon Kindleストア

カテゴリー


全記事

FX業者手数料比較 当ブログで管理している、FX業者比較検索サイトです。国内最大のデータベースを自負しています。手数料順、スワップポイント順、キャンペーンをしている業者さん、くりっく365参加業者さんなど20以上の条件を組み合わせて比較検索が可能です。【サイトはこちら

最近のエントリー

Sponsored Link

アーカイブ

2024年1月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

ブログポリシー

当ブログは、リンクフリー、トラックバックフリーです。 ご自由にどんどんやっちゃってください。
投資系ブログ・サイト様の相互リンクも大募集中です。

Mail: fx@fxtechnical.net (スパム対策の為に@を全角にしています。送信時には半角の@に直してください。)

当ブログからの引用は、当ブログ名を記載し、引用元へのリンクを張っていただければ、 自由にしていただいてかまいません。
(盗用に対しては、著作権法および民法上の権利を行使させていただきます。)

アクセスカウンタ