記事カテゴリ: FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧 , ダウ理論入門 【必修】(トレンド系)

2013年4月28日

ダウ理論再入門 5 基本法則2 The Three-Trend Market 三種類の波動 【FX・株のテクニカル分析入門 第310号】

先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第311号

ダウ理論再入門 6 ダウ理論基本法則3 The Three Phases Of Primary Trends

を発行致しました。

メルマガ購読・解除
ど素人でもできる!FX・株のテクニカル分析入門
   
powered by まぐまぐトップページへ

以下は前号のバックナンバーです。

 

 

FX・株のテクニカル分析入門 第310号

ダウ理論再入門 5

基本法則2 The Three-Trend Market

三種類の波動
 




━━━[お知らせ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月のキャンペーン

http://hikaku.fxtec.info/fxfxfx.html


入金+1万通貨取引で2万円!キターーーーー!

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybergaikaex

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





こんばんは。FXTECです。

いつもご愛読ありがとうございます。

感謝します。



さて、本日は、

ダウ理論再入門 5
ダウ理論基本法則2 三種類の波動
The Three-Trend Market

をご紹介いたします。

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/DSC_0545_01_059.JPG

DSC_0545_01_059.JPG

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/DSC_1429_060.JPG

DSC_1429_060.JPG

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0341.jpg

fximgc0341.jpg


http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0346.jpg

fximgc0346.jpg


http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0347.jpg

fximgc0347.jpg




■ダウ理論ってなんだっけ?


ダウ理論とは、19世紀末頃、

チャールズ・H・ダウ
(Charles Henry Dow、1851年11月6日~1902年12月4日)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/dow.jpg

dow.jpg



が『ウォール・ストリート・ジャーナル』の

社説シリーズに寄稿した、

株価の価格変動に関する理論体系のことをいいます。



チャールズ・H・ダウの生涯については、

英語版Wikipediaで詳しく紹介されています。

http://en.wikipedia.org/wiki/Charles_Dow




※参考書
『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech


ダウ理論入門 【必修】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat97/





■ダウ理論基本法則2 三種類の波動
(The Three-Trend Market)


以下、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
より引用


ダウの定義によれば、

連続する高値、安値のおのおのが

その前の高値、安値より上であるかぎり、

アップ・トレンドが存在するとされる。

言いかえると、アップ・トレンドは、

上昇を続ける山と谷のパターンで形成されなければならない。


ダウン・トレンドは、反対に

下降する山と谷を連続的に形成する。


(中略)

これがトレンドの基本的な定義であり、

すべてのトレンド解析のスタートとなる。



ダウは、トレンドを大きく3種、すなわち

主要トレンド
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0341.jpg

fximgc0341.jpg



二次的トレンド
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0346.jpg

fximgc0346.jpg


小トレンド
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0347.jpg

fximgc0347.jpg


に分類した。


彼の主たる関心事は、主要トレンドであり、

これは通常1年以上、ときには数年間継続する。

ほとんどの株式投資家にとって

最も重要なのは

マーケットの主要な方向性である

というのが彼の信条
であり、

彼は三つのトレンドをそれぞれ

海の潮、

波、

波紋

になぞらえている。

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/DSC_0545_01_059.JPG

DSC_0545_01_059.JPG

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/DSC_1429_060.JPG

DSC_1429_060.JPG





主要トレンドは、潮に対応する。

二次的トレンドは潮によって作られた波にたとえられ、

小トレンドは波の波紋のようなものである。


(中略)


二次的トレンドは主要トレンドの調整局面とみなされ、

通常3週間から3ヶ月間継続する。

調整は、通常前段階のトレンドの1/3から2/3の戻しとなり、

しばしば、半分つまり50%に及ぶ。


http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0346.jpg

fximgc0346.jpg





小トレンドは、継続期間3週間未満で、

二次的トレンドの短期的な調整とみなされる。

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0347.jpg

fximgc0347.jpg




以上、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
より引用




■コメント


トレンドは、

主要トレンド Primary Trend
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0341.jpg

fximgc0341.jpg



二次的トレンド Secondary, or Intermediate, Trend
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0346.jpg

fximgc0346.jpg


小トレンド Minor Trend
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0347.jpg

fximgc0347.jpg



の三つに分類されるという話です。



要は、トレンドは

自己相似的な重層構造になっている

ということです。


この自己相似的重層構造を、

フラクタル fractale(仏)、fractal(英)

と言います。

http://kamakura.ryoma.co.jp/~aoki/paradigm/furactal.htm

Apophysis2851.jpg




フラクタルという言葉は、

20世紀中頃~後半に活躍した数学者、

ブノワ・マンデルブロ(1924-2010)によって提唱された概念ですが、

その遙か前に、ダウは

マーケットのフラクタル構造を見抜いていた

ということでしょう。


第一法則の「平均は森羅万象を織り込む」も凄いですが、

第二法則「マーケットはフラクタル的自己相似構造を持つ」も凄いです。

ダウは本当に、マーケットの本質を見抜いていました。

つくづく、ダウは天才だな、と思います。





■はいはい、だから何?


このダウ理論第二法則で重要なことは、

要は、

日足だけ、時間足だけ、

それだけを見てトレンドを理解したつもりになってはならず、

様々な次元でのトレンドを複合して、

より大きな流れを理解すべきだ、

ということでしょう。


例えば日足でスウィングをする場合には

週足のトレンドを確認して

その流れに反するポジションはとらない、

1時間足でデイトレをする場合には

日足のトレンドを確認してその流れに反するポジションはとらない。

このように、最低でも一つ上のタイムスパンの流れを意識し、

その流れに逆らわない
ことが肝要と思われます。

これはシステムトレードをする際にも、

フィルタとして使える手法です。





■テクニカル分析ツール

テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。

それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。

いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。

※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/




【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
テクニカル売買サインを自動で計算して通知してくれるので
とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?prime 【無料】

フォーメーション分析入門
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/



【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。

みんなのFX 【無料】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan
外為ジャパン(旧MJ) 【無料】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?1192



【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード(初心者から上級者まで)
正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
日足の区切りはNYクローズ採用。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4 【無料】



【4】GMOクリック証券Platinum Chart
Webブラウザで利用するチャートですが、非常に高機能。
正確な一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?csec 【無料】



【5】 MetaTrader 4(中級以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/




その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/




■ 次回予告


次回は、

ダウ理論再入門 6
ダウ理論基本法則3
The Three Phases Of Primary Trends

をご紹介いたします。




───────────────────────────────────

発行者サイト
FXテクニカル分析&業者比較Blog
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/

外為FX業者比較完全データベース
http://hikaku.fxtec.info/

お問い合わせ: fx@fxtechnical.net

メルマガバックナンバー
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_6/

当メルマガにかかわるすべての権利は当メルマガの発行者が有しています。
許可なく転載、複製、販売、放送、レンタルすること、及びオークションへ
の出品・販売等は、法律により禁止されています。

───────────────────────────────────

■この記事をスマートフォン対応版で表示するスマホ版で表示
■口座開設で 《もれなくプレゼント》 キャンペーン
 【もれなくプレゼント全一覧はこちら
■テクニカル分析入門メルマガ
メルマガ購読・解除
ど素人でもできる!FX・株のテクニカル分析入門
   
powered by まぐまぐトップページへ
■人気ランキング FX比較 なんでも人気ランキング
 アンケート形式による、人気業者人気投資本などのランキングを公開中!
■関連記事
ダウ理論再入門 9 基本法則6 トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する、Trend Remains In Effect Until Clear Reversal Occurs【FX・株のテクニカル分析入門 第314号】 -2013年5月25日
ダウ理論再入門 10 Failure SwingとNonfailure Swing 【FX・株のテクニカル分析入門 第315号】 -2013年6月02日
ダウ理論再入門 11 Nonfailure Swing検証編1 【FX・株のテクニカル分析入門 第316号】 -2013年6月09日
ダウ理論再入門 12 Nonfailure Swing検証編2 【FX・株のテクニカル分析入門 第317号】 -2013年6月15日
ダウ理論再入門 13 終値の利用とラインの形態 【FX・株のテクニカル分析入門 第318号】 -2013年6月23日
ダウ理論再入門 14 consolidationとrectangle 【FX・株のテクニカル分析入門 第319号】 -2013年6月30日
ダウ理論再入門 15 ダウ理論に対する批判 【FX・株のテクニカル分析入門 第320号】 -2013年7月07日
ダウ理論再入門 1 概要 【FX・株のテクニカル分析入門 第306号】 -2013年3月31日
ダウ理論再入門 2 ダウ理論の歴史、ダウの生涯、どん底から這い上がった男 【FX・株のテクニカル分析入門 第307号】 -2013年4月06日
ダウ理論再入門 3 ダウ理論基本6法則 概要 【 FX・株のテクニカル分析入門 第308号】 -2013年4月14日
ダウ理論再入門 4 基本法則1 The Market Discounts Everything 平均はすべての事象を織り込む 【FX・株のテクニカル分析入門 第309号】 -2013年4月20日
ダウ理論再入門 6 基本法則3 The Three Phases Of Primary Trends 主要トレンドは3段階からなる 【FX・株のテクニカル分析入門 第311号】 -2013年5月05日
ダウ理論再入門 7 基本法則4 Market Indexes Must Confirm Each Other 平均は相互に確認されなければならない 【FX・株のテクニカル分析入門 第312号】 -2013年5月12日
ダウ理論再入門 8 基本法則5 Volume Must Confirm The Trend トレンドは出来高でも確認されなければならない【FX・株のテクニカル分析入門 第313号】 -2013年5月19日
ダウ理論 6法則 その6 トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する 【FX・株のテクニカル分析入門 第24号】 -2007年9月08日
ダウ理論 6法則 その1 平均はすべてを織り込む 【FX・株のテクニカル分析入門 第19号】 -2007年8月04日
ダウ理論 6法則 その2 三種類の波動 【FX・株のテクニカル分析入門 第20号】 -2007年8月11日
ダウ理論 6法則 その3 主要トレンドは三段階からなる 【FX・株のテクニカル分析入門 第21号】 -2007年8月18日
ダウ理論 6法則 その4 平均は相互に確認されなければならない 【FX・株のテクニカル分析入門 第22号】 -2007年8月25日
ダウ理論 6法則 その5 トレンドは出来高でも確認されなければならない 【FX・株のテクニカル分析入門 第23号】 -2007年9月01日
■この記事のID:1928

Sponsored Link

オススメのFX本

オススメ1位
マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣
必読。実戦経験を積むと、この本の偉大さがわかります。

オススメ2位
生き残りのディーリング決定版―相場読本シリーズ<10>矢口 新
中級以上へのステップアップに。

オススメ3位
投資苑 - 心理・戦略・資金管理
中級以上へのステップアップに。

入門にオススメ
外国為替トレード 勝利の方程式


Amazon Kindleストア

カテゴリー


全記事

FX業者手数料比較 当ブログで管理している、FX業者比較検索サイトです。国内最大のデータベースを自負しています。手数料順、スワップポイント順、キャンペーンをしている業者さん、くりっく365参加業者さんなど20以上の条件を組み合わせて比較検索が可能です。【サイトはこちら

最近のエントリー

Sponsored Link

アーカイブ

2024年1月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

ブログポリシー

当ブログは、リンクフリー、トラックバックフリーです。 ご自由にどんどんやっちゃってください。
投資系ブログ・サイト様の相互リンクも大募集中です。

Mail: fx@fxtechnical.net (スパム対策の為に@を全角にしています。送信時には半角の@に直してください。)

当ブログからの引用は、当ブログ名を記載し、引用元へのリンクを張っていただければ、 自由にしていただいてかまいません。
(盗用に対しては、著作権法および民法上の権利を行使させていただきます。)

アクセスカウンタ