記事カテゴリ: FXテクニカル分析入門メルマガ バックナンバー一覧 , ダウ理論入門 【必修】(トレンド系)

2013年5月19日

ダウ理論再入門 8 基本法則5 Volume Must Confirm The Trend トレンドは出来高でも確認されなければならない【FX・株のテクニカル分析入門 第313号】

先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第314号 ダウ理論再入門 9

基本法則6 Trend Remains In Effect Until Clear Reversal Occurs

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以下は前号のバックナンバーです。

 
 

 

FX・株のテクニカル分析入門 第313号

ダウ理論再入門 8

基本法則5

Volume Must Confirm The Trend

トレンドは出来高でも確認されなければならない

 

 
 
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こんばんは。FXTECです。
 
いつもご愛読ありがとうございます。
 
感謝します。
 
 
 
さて、本日は、
 
ダウ理論再入門 8
基本法則5
Volume Must Confirm The Trend
トレンドは出来高でも確認されなければならない
 
 
をご紹介いたします。
 
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■ダウ理論ってなんだっけ?
 
 
ダウ理論とは、19世紀末頃、
 
チャールズ・H・ダウ
(Charles Henry Dow、1851年11月6日~1902年12月4日)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/bw_uploads/dow.jpg

dow.jpg
 
が『ウォール・ストリート・ジャーナル』の
 
社説シリーズに寄稿した、
 
株価の価格変動に関する理論体系のことをいいます。
 
 
 
チャールズ・H・ダウの生涯については、
 
英語版Wikipediaで詳しく紹介されています。
 
http://en.wikipedia.org/wiki/Charles_Dow
 
 
 
 
※参考書
『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
 
 
ダウ理論入門 【必修】
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat97/
 
 
 
 
 
■ダウ理論基本法則5 トレンドは出来高でも確認されなければならない
(Volume Must Confirm The Trend)

 
 
以下、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
より引用
 
 
「ダウは、シグナルを確認するのに2番目に重要な要素として、
 
出来高をあげている。
 
 
この法則を簡潔に述べると、
 
"出来高は長期トレンドの方向に即して増減する。"
 
すなわち、もし主要トレンドが上昇基調であれば、
 
出来高はプライスが上昇するにつれ増加し、
 
プライスが下落するときには減少する。
 
ダウン・トレンドでは逆のことが起こる。
 
(中略)
 
もっとも、出来高はあくまで二次的指標であることを
 
忘れてはならない。
 
事実ダウ理論における売買シグナルは、
 
完全に終値に基づいている
。」

 
 
以上、『先物市場のテクニカル分析』ジョン・J・マーフィー著
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sakitech
より引用
 
 
 
 
 
 
 
■コメント
 
 
【法則その5】トレンドは出来高でも確認されなければならない
 
 
出来高は、
 
株価が長期トレンドの方向に動くにつれて、
 
増大する傾向にある
、ということです。
 

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長期トレンドが上昇トレンドであれば、
 
出来高は価格の上昇に追随して増加し、
 
下落する時には減少する。
 
 
逆に、長期トレンドが下降トレンドであれば、
 
価格の下落時には出来高が増加し、
 
反発時には減少するというものです。
 
 
 
 
出来高は株価に先行する」とよく言われますが、
 
出来高と株価は密接な関係にあります。
 
 
 
株価の上げ下げは、好悪の材料だけではなく、
 
「人気」にも大きな影響を受けるわけですが、
 
出来高は、この「人気」を推測する上で重要な指標と言えます。
 
 
 
また、出来高は売買成立時の値段における
 
売り・買いの圧力を表しているので、
 
値動きの背後にある勢力や切迫感をも
 
示唆するとされます。
 
 
 
 
 

■たしかに、株では出来高が大事ってよく聞くわ。
 
 
以下、株価と出来高の関係についてよく言われることをまとめました。
 
 
 
●株価は上昇しており、出来高も多いとき
 
相場が強いことを示す。
 
 
 
●株価は上昇しているが、出来高が少ないとき
 
相場が弱さを内包していることを示す。
 
出来高の伴わない株価上昇は、長続きしない。
 
 
 
●株価は下落しており、出来高が多いとき
 
相場の地合が弱いことを示す。
 
 
 
●株価は下落しているが、出来高が少ないとき
 
相場に強さが内包していることを示す。
 
 
 

●その他、出来高に関わる相場のジンクスあれこれ
 
・出来高が減少してきた状態から増加傾向を見せてきたら、
目先反転期待。
 
・出来高が減少してきたときは、
目先の人気離散を意味し、先行き株価下落が予想される。
 
・出来高移動平均線を上回る日が多く続く場合、
先行き株高期待。
 
・急騰した高値圏で出来高が急減した場合、
目先売り逃げの天井圏。
 
・長期間続いていた小商いから突然出来高が急増した場合、
新たな材料相場のスタートになることが多い。

 
 
 
 
 
■色々あるんやな。で、実際にはどうなんや?
 
 
●日経平均株価と出来高
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0378.jpg

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●トヨタ自動車の株価と出来高
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0377.jpg

fximgc0377
  
 
●NTTドコモの株価と出来高
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0376.jpg

fximgc0376
  
  
  
  
 

■なるほど。なかなか興味深い結果やね。
 
 
出来高分析による地合の分析は、
 
完全ではありませんが、
 
一定の目安にはなります。
 
出来高を分析できるようになると、
 
株式投資もより深く楽しめます。
 
 
 
 
 
■で、為替はどうなんや?
 
 
株は取引所での取引が基本なので、
 
出来高などの統計を容易にとることができます。
 
 
しかし、
 
一日4兆ドル(400兆円、2010年のデータ※)もの取引高がある
http://www.bis.org/publ/rpfxf10t.htm
 
と言われる為替は、
 
取引所での取引よりも、
 
相対取引が基本となるので、
 
統一的・網羅的な統計を取るのがほぼ不可能とされます。
 
 
 
 
が、為替における出来高は一切公表されていないというわけでもなく、
 
以下の資料をもとに大まかな推測が可能です。
 
 
●シカゴ先物市場投機ポジション
http://www.forexwatcher.com/cmepos.htm
 
 
●東京金融取引所 くりっく365出来高
http://www.tfx.co.jp/mkinfo/transit_fx.shtml
 
 
●日銀
金融市況 外国為替相場状況
http://www.boj.or.jp/statistics/market/forex/fxdaily/
外国為替およびデリバティブに関する中央銀行サーベイ
http://www.boj.or.jp/statistics/bis/deri/index.htm/
 
 
●国際決済銀行 BIS
Triennial Central Bank Survey of Foreign Exchange and Derivatives
Market Activity in 2010 - Final results
http://www.bis.org/publ/rpfxf10t.htm
 
 
●インヴァスト証券くりっく365
チャート内に出来高を表示することが可能(要口座開設、無料)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?sanki365
チャート http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0379.jpg

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●MetaTrader採用業者の取引高
MetaTraderで参照することが可能
(チャート上で右クリック→Volumes)
 
Alpari Japan
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?alparij
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs06/fximgc0380.jpg

fximgc0380
 
ワイジェイFX
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?cybermt4
 
 
 
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。 
 
 
 
 
 
■テクニカル分析ツール
 
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
 
それぞれに利点があるので、
以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
 
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
 
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
 
 
 
 
【1】 ぱっと見テクニカル
FXプライム byGMOのぱっと見テクニカルは、チャートフォーメーションや
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とても便利です。正確な一目均衡表の表示ももちろん可能。
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http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat128/
 
 
 
【2】 みんなのFX、外為ジャパン(旧MJ) (初心者から上級者まで)
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正確な一目均衡表の表示が可能です。
多数のテクニカル指標を利用可能。
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日足で利用するには色々と知識が必要です。
(オススメ業者はAlpari、ワイジェイFX)
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
 
 
 
 
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
 
 
 
 
■ 次回予告
 
 
次回は、
 
ダウ理論再入門 9
基本法則6
Trend Remains In Effect Until Clear Reversal Occurs
 
をご紹介いたします。
 
 
 
 
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■この記事のID:1938

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