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「FX・株のテクニカル分析入門 第6号 移動平均線を使ったストラテジー その3 グランビルの8法則」

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。


FX・株のテクニカル分析入門 第5号
移動平均線を使ったストラテジー
その2 トレンド順張り戦略

こんばんは。FXTECです。

今日は前号に引き続き、移動平均線(以下MAといいます)を使った
ストラテジーをご紹介します。

★★1 トレンド判定

MAを利用した売買戦略でおそらく一番ポピュラーなのは、

MAを使ってトレンドの向きを判定し、
その方向にポジションを建てる

という手法です。

★★2 具体例

単純移動平均SMA 9日 現在↓向き
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/SMA9.JPG

SMA9.jpg

単純移動平均SMA 21日 現在↑向き
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/SMA21.JPG

SMA21.jpg

単純移動平均SMA 55日 現在↓向き
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/SMA55.JPG

SMA55.jpg

単純移動平均SMA 89日 現在↑向き
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/SMA89.JPG

SMA89.jpg

単純移動平均SMA 200日 現在↑向き
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/SMA200.JPG

SMA200.jpg

★★3 どうやってトレンドの向きを判定したらええんや?

上記の画像を見ればわかりますが、

・9、55日SMAでは現在の傾きが ↓向き

・21,89,200日SMAでは現在の傾きが ↑向き

というように、期間によって傾きがあべこべになっています。
一見矛盾しているように思えます。

初心者の方はこれを見て、
「トレンドどっちやねん!?上なんか下なんかわからんやないか!」
と混乱すると思います。

が、これは

「短期的には↓トレンド、
中長期では依然として↑トレンド
(が今まで続いてきた)」

という過去の事実を示しているだけです。

中長期上昇トレンド中に、調整で下落するということはよくあることです。

自分の想定投資期間が数日なのか、数週間なのか、数ヶ月なのか、数年なのか、
それによって使うMAの期間を使い分ければいいということになります。

★★4 で、具体的にどうやったら儲けられるんや?

さて、「面倒な理屈はいらんのや!儲ける方法をさっさと教えろ!」
と思う方も多いと思うので、本稿の核心に入ります。

はっきり言って、MAを使った戦略は無数にあるわけですが、
代表的なものは以下のとおりです。


■その1 MA1本を使う方法

・グランビルの8法則

 詳しくは、後日ご紹介します


■その2 複数のMAを組み合わせる方法

≪戦略モデル例その1≫
89日SMAが↑向きなのを確認したうえで、
9日SMAが↓向きから↑向きに転換したら買い
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/SMA89-9.JPG

SMA89-9.jpg


≪戦略モデル例その2 いわゆるゴールデンクロス・デッドクロス≫
89日SMAを13日SMAが上抜けたら買い(ゴールデンクロス)
下抜けたら売り(デッドクロス)
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/89-13.JPG

89-13.jpg


サインが遅すぎて天井づかみ、底売りになりがちなので注意
→使えない


■その3 MA以外のインディケータ(テクニカル指標)を組み合わせる方法

≪戦略モデル例≫
RSI14が70を超えた後、9日SMAが↑向きから↓向きに転換したら売り、
RSI14が30を下回った後、9日SMAが↓向きから↑向きに転換したら買い
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/SMA-RSI.JPG

SMA-RSI.jpg

★★5 まとめ

以上のように、SMAという原始的なインディケータだけでも、
こんな感じでいくらでも戦略を考えることができます。


「単純移動平均線?そんな古いもん役に立つわけないやろ!」
という方もいると思いますが、これが意外に役に立つことが
多かったりします。


ご自分で色々とチャートをいじって考えてみてください。
私自身も研究途上です。

★★6 テクニカル分析ツール

テクニカル指標を簡単に表示するには、以下のツールを使うと便利です。

それぞれに利点があるので、以下の四つを用途によって使い分けるの
がいいと思います。

無料なので、4つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。


■外為どっとコム リアルタイムチャート
一目均衡表、ポイント&フィギュア、ローソク足型を見るときは
ここのチャートを使っています。
移動平均はSMAしか表示できません。
口座開設で無料で使えます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2


■マネーパートナーズ ハイパースピード
口座開設&入金で無料で使えます。
移動平均はSMAしか表示できません。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4


■GFT DealBook
単純移動平均、指数平滑移動平均、修正移動平均、三角形移動平均、
加重移動平均が使えます。
口座開設で無料で使えます。
   
→DragonFX24http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?16
→GFT系業者さん一覧http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei


■MetaTrader 4
単純移動平均、指数平滑移動平均が使えます。
適当なMetaTrader採用ブローカーでデモ登録すれば無料で使えます。
ポイント&フィギュアは表示できません。
また、MACDは表示が特殊、移動平均乖離率はデフォルトでは表示できないので
特殊なカスタマイズをする必要があります。
→MetaTrader系業者さん http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?MT

★★7 次回予告

次回は、テクニカル分析の定番、【グランビルの8法則】についてご紹介します。


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