先ほど、メルマガ最新号

FX・株のテクニカル分析入門 第41号 

エリオット波動理論 【7】 調整波のパターン その2 フラット

を発行致しました。

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以下は前号のバックナンバーです。


  

エリオット波動理論 【6】 調整波のパターン 

その1 ジグザグ 

【FX・株のテクニカル分析入門 第40号】

   

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こんばんは。FXTECです。

いつもご愛読ありがとうございます。

  

先日、読者の方からご質問をいただきました。

「エリオット波動理論でドル円を分析してるレポートを教えてください。」

  

お答えします。

ずばり、

三菱UFJ証券 宮田レポート
http://www.sc.mufg.jp/inv_info/ii_report/mt_report/

がおすすめです。(無料)

無料にもかかわらず、毎日高度な解析を披瀝してくださっています。

  

弊メルマガの読者様であれば、

だいたいの内容を理解して頂けるのではないかと思います。

分からない点があれば、弊メルマガの過去ログを読んで頂ければと思います。

※エリオット波動理論過去ログ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/cat98/

   

   
さて、本日は 

調整波のパターン その1

として

「ジグザグ」

をご紹介します。

  

  

■えっと、「調整波」って何だっけ?

  
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/eli02.PNG

調整波とは、高値を更新して大きなトレンド方向に押し進む

推進波1,3,5波に対して、

その調整的な波動のことをいいます。


具体的には、第2波動、第4波動、A波、B波、C波を言います。

  

  
■はいはい。で、その調整波にパターンがあんの?

  

エリオット波動理論における調整波は、

  
1 ジグザグ


2 フラット


3 トライアングル


4 ダブル・スリーおよびトリプル・スリー


の四種類に類型化されています。


これを今回からご紹介します。

  

  

さらに、この調整波に共通する重要なルールとして、

  
《ルール》

調整波は三つの波で構成され、

五つの波になることはない。

(トライアングルを除く)


というものがあります。

  

  

■はいはい。で、パターンってのは具体的には?


まずは、「ジグザグ」からご説明いたします。

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/zigzag.GIF

ジグザグは、3波構成の調整パターンです。

  

エリオット波動理論における、典型的な調整パターンです。

  

ダウ理論では、安値更新はトレンド転換サインとなりますが、

エリオット波動理論では、高値から急落して安値を一回更新することは

調整パターンの一つに組み込んでしまっているのがポイントです。

(この辺が、エリオット波動理論の解釈を複雑にしたり、

損切りを遅らせてしまう原因でもありますが。)

  

  

■ふーん。机上の空論じゃないの?実例は?

   
ドル円の実例を見てみましょう。

ドル円週足

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/ao041.JPG   

  

  
■うーん、、、び、微妙・・・


現実のチャートはかなり微妙です・・・。

が、巨視的に見て、調整は三波構成と見てもよいかもしれません。

  

  

■ま、細かいところはいいか。で、今のドル円はどう見たらいいの?

  
以下の2つのチャートをご覧ください。

ドル円月足 円安論バージョン
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/ao042.JPG

ドル円月足 円高論バージョン
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/ao043.JPG

  

上は円安論のシナリオ、下は円高論のシナリオです。


要は、今年6月高値からの下落を、

調整波動 A-B-C  (ジグザグ調整)

と見るか、

下降波動 1,2,3 

と見るかの違いです。

  

  
そして、現在円安に進んでいますが、これを

新たな上昇波動の第一波 形成中

と見るか、

下降波動の調整波 第四波動 形成中

と見るかの違いになります。

  

  
全然逆の見方になりますが、

エリオット波動理論ではどちらも「あり得るシナリオ」になってしまいます。

    

  

■なんじゃそりゃ???そんなの予測でも何でもないじゃないか(苦笑)

   

ぶっちゃけて申し上げますと、この辺が、私がエリオット波動理論を

あまり好きでないところです。

     

天気予報で、「明日は、晴れか曇りか雨でしょう」と言われたら、

その情報、分析には何の価値もありません。

  

株式アナリストが、「任天堂の株価は、明日は、

騰がるか下がるかのどちらかでしょう」と言ったら、

その情報、分析には何の価値もありません。

   

予測の価値は、無数の選択肢の中から、

より可能性の高いものを抽出し、

提示する点にあります。

  

ということで、あえて私の個人的な見方(偏見と妄想)を申し上げますと、

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/ao042.JPG

のシナリオは、第四波動のボトムが、第一波動のトップよりも

大きく下に行ってしまっているうえに、

第四波動のボトムが第二波動のボトムを割っているので、

ちょっと無理があるかな?と思います。

  

なので、

http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs/ao043.JPG

の方が可能性が高いと思っています。

  

※これは完全に個人的な相場観です。
こういう考え方もあるんだくらいに捉えて頂ければと思います。

  

  
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。

  

■ テクニカル分析ツール

テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。

それぞれに利点があるので、

以下の5つを用途によって使い分けるのがいいと思います。

いずれも無料なので、いざというときの為にも、

5つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。

  

【1】 外為どっとコム リアルタイムチャート
一目均衡表、ポイント&フィギュア、ローソク足型を見るときは
ここのチャートを使っています。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設で無料で使えます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2

  

  

※ セントラル短資 ハイパーチャート
外為どっとコムと同じドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
こちらは外為どっとコムよりも豊富な通貨ペアのチャートを見ることができます。
ユーロポンド、ドルスイスなどのポイント&フィギュア、一目均衡表を見るときは、
ここのチャートを使っています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi

   

  

【2】 MJ
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュースが表示できるのが便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
 

  
【3】 マネーパートナーズ ハイパースピード
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設&入金で無料で使えます。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4

  
【4】 GFT DealBook
一目均衡表の表示が可能ですが、
日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
4時間足での表示がオススメです。
口座開設で無料で使えます。
   
  →GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei

  

【5】 MetaTrader 4(中級者以上向け)
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには特殊なカスタマイズをする必要があります。
→MetaTrader系業者さん http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?MT

   

  
■ 次回予告

次回は、

調整波のパターン その2

フラット

をご紹介します。

   

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