先ほど、メルマガ最新号
FX・株のテクニカル分析入門 第112号
線形回帰 Linear Regression
その3 Linear Regression Indicator
を発行致しました。
以下は前号のバックナンバーです。
FX・株のテクニカル分析入門 第111号
線形回帰 Linear Regression
その2 Linear Regression Trendline
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私が個人的に収集してきた古今東西の相場格言、ユダヤの諺、
伝説の相場師の助言等々700余りをまとめた相場箴言集（永久保存版）も
おまけでお付けしました。
自分で言うのもなんですが、きっとお役に立てると思います。
詳細 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2009/04/700ver20.html
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こんばんは。FXTECです。
いつもご愛読ありがとうございます。
感謝します。
さて、本日は、
線形回帰トレンド Linear Regression Trendline
をご紹介いたします。
日経平均株価 線形回帰トレンド
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxl4042.JPG
CMS VT Trader 2 Linear Regression
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxl4041.JPG
GFT DealBook360 線形回帰
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxl4044.JPG
■えっと、線形回帰って何だっけ？
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/LinearRegression.png
線形回帰 linear regressionとは、統計学上の概念で、
思いっきり平たく言えば、
データ分布の一定の傾向性を線形モデルで表現し分析することを言います。
※線形回帰について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%9A%E5%BD%A2%E5%9B%9E%E5%B8%B0
※ご参考：線形、非線形、カオス
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?linear
傾向性の分析ということは、まさにトレンドの分析というわけで、
株や為替のトレンド分析に活用できるのではないかということです。
■回帰ってなんか聞いたことあるな
「回帰 Regression」 という考え方は、
テクニカル分析において非常に重要な考え方で、
このメルマガでも「平均への回帰」を
ご紹介いたしました。
※平均への回帰
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2007/05/fx74.html
テクニカル分析の本質については
私の持論である「社会的実体説（共同幻想説）」を
このメルマガでもご紹介いたしましたが、
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2009/05/_fx109.html
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/2008/09/vsfx78.html
一方で、統計学の観点から価格変動とテクニカル分析を
説明する学説も有力です。
（「平均への回帰」も統計学的現象です。）
今回ご紹介いたします、株、為替における線形回帰分析も、
統計学の観点から価格変動を分析、予測しようという
試みの一つです。
■はいはい、で、Linear Regression Trendlineって何やねん？
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxl4042.JPG
チャート by カブドットコム
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?kabucom
Linear Regression Trendline
（日本で一般的に「線形回帰トレンド」と呼ばれているもの）
とは、
一定期間の価格トレンドを、
終値の回帰直線±標準偏差（σ、シグマ）で表現するものです。
回帰直線の計算式
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/senkeikaiki.gif
要は、一定期間内の各足の終値から、
求める回帰直線に垂直に線分を引いたときに、
その線分の長さの合計が最短となるような直線が、
回帰直線です。
※回帰直線の原理について
http://kogolab.jp/elearn/icecream/chap4/sec2.html
線形回帰トレンド
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxl4042.JPG
上記画像の中心線が、回帰直線となります。
■で、どうやって儲けるねん？
この線形回帰トレンドの利用法としては、
・単純にトレンド判定に使う
→トレンドフォロー
→トレンド方向に反したポジションは取らない等、フィルタとして利用
・±σ、±2σで逆張り
などが広く知られています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxl4042.JPG
■で、FXでこれ利用できへんのか？
この線形回帰トレンド Linear Regression Trendlineですが、
株では表示できるチャートが結構あるのですが、
※カブドットコム証券
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?kabucom
FXでは現在、残念ながら、簡単に表示できるチャートが存在しません。
そこで、Linear Regression Trendlineを発展させた、
次回以降ご紹介するLinear Regression Indicator等を
利用するのがいいと思います。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxl4067.JPG
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMST
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/imgs03/fxl4044.JPG
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
次号では、Linear Regression Indicatorをご紹介します。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■テクニカル分析ツール
テクニカル指標を表示するには、以下のツールを使うと便利です。
それぞれに利点があるので、
以下の６つを用途によって使い分けるのがいいと思います。
いずれも無料なので、いざというときの為にも、
６つともいつでも使える状態にすることをおすすめします。
※FXチャートソフト比較特集
チャート画面の画像付きで各社のチャートを徹底比較しています。
http://fxtechnicalblog.fxtec.info/fx_9/fx_13/
【１】 セントラル短資 ハイパーチャート（初心者から上級者まで）
ドリームバイザー社の最新チャートを採用しています。
一目均衡表、ローソク足型、ポイント＆フィギュアを見るときは
ここのチャートを見ています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?tansi
※外為どっとコムではドリームバイザー社のチャートが見れなくなりましたが、
新チャートFX Visionがよくできています。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?2
【２】 ＭＪ、みんなのFX（初心者から上級者まで）
一目均衡表の表示が可能です。
チャート上にニュース、重要指標の結果等を表示できるので便利です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設＆入金で無料で使えます。
→
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?pan （みんなのFX）
【３】 マネーパートナーズ ハイパースピード（初心者から上級者まで）
一目均衡表の表示が可能です。
日足の区切りはNYクローズ採用。
口座開設＆入金で無料で使えます。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?4
【４】CMS VTトレーダー（中級以上向け）
日足の終値はNYクローズ採用。
100種類以上のテクニカル分析を表示できます。
平均足、練行足の表示も可能。おすすめです。
→ http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?CMS
【５】 GFT DealBook （中級以上向け）
一目均衡表の表示が可能ですが、
旧バージョンのDealBook FX2だと日足の区切りがGMT 0時になってしまいます。
一目均衡表の表示にはおすすめしません。
※最新のDealBook 360だと問題なしです。
口座開設で無料で使えます。
→GFT系業者さん一覧 http://fxtechnicalblog.fxtec.info/url/r.cgi?gftkei
【６】 MetaTrader 4（中級以上向け）
日足の区切りは各業者でバラバラです。
日足で利用するには色々と知識が必要です。
自分で問題解決できない初心者の方にはおすすめしません。
→MetaTraderまとめWiki http://hikaku.fxtec.info/metatrader/
その他、業者比較はこちらで。
http://hikaku.fxtec.info/
■ 次回予告
次回は、
線形回帰インディケータ Linear Regression Indicator
をご紹介します。
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