投資の神様、ジム・ロジャーズのインタビュー記事がありましたのでご紹介いたします。

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投資家ジム・ロジャーズ氏に聞く「米大統領選、両候補にリスク」 :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL07HRN_Y6A101C1000000/

以下は印象に残った言葉です。


「両候補ともにリスクがあり、株式相場などの行方を心配している」
「米大統領選後に株式市場などが不安定になれば、イエレン議長は12月に追加的な利上げをできないだろう」
「(仮にトランプ氏が大統領選に勝利した場合)世界的に株式や債券などすべての市場で相場が下落するだろう。投資家は米国の政治・経済の先行き不透明感を嫌がる。トランプ氏が法人税や所得税などの減税策を打ち出し、相場はいったん回復するかもしれないが、それは数カ月間だけだ。いずれ市場関係者はトランプ氏の政策が無力であることに気づく。トランプ氏は貿易面で世界中に壁をつくるつもりだ。保護主義的な政策を進め、世界中で貿易戦争が起きる可能性が高まる」
どちらが大統領になっても遅くとも来年後半から、一部の好調業種や国・地域を除けば株価下落が続くだろう。期待している中国の株式相場も環境関連の銘柄など一部を除けば下落を免れない。」
「日銀が物価押し上げのためにやれる政策はほとんど残っていない。導入したマイナス金利政策は機能していない。日本政府が移民を受け入れて人口を増やしたり、TPPなどの自由貿易を進めたりして潜在成長力を引き上げることが急務だ」