2018年6月1日(金)21:30

失業率(5月)21:30
結果 3.8%  予想を上回る改善 サプライズの好結果   
予想 3.9%
前回 3.9%

非農業部門雇用者数(5月)21:30
結果 22.3万人 予想を上回る強い数字 サプライズの好結果
予想 19.0万人
前回 15.9万人(16.4万人から修正)下方修正


コメント

今月の米雇用統計は、

非農業部門雇用者数の前回数値が若干の下方修正だったものの、

非農業部門雇用者数、失業率、ともに市場予想を上回るサプライズの好結果となりました。

明らかに好材料と言えるでしょう。

米経済の力強さを明確に示しています。

前回の米雇用統計まとめ


常識的、ファンダメンタル分析的に考えると

・NYダウ 爆上げ

・ドル 爆上げ

となるのが、ファンダメンタル分析的に自然に思えます。

グローバル的な視点で見ると、

米国はドルのジャブジャブ供給終了、利上げサイクルに入りましたが(金融引き締め)

その一方で、欧州、日本は、いまだに従来のジャブジャブ通貨供給を続けている(金融緩和、通貨の希薄化)、

という状況で、

ドル高になりやすい経済環境ではあります。


では、この材料を受けて、

机上の空論ならぬ現実のマーケットはどのように動いたのでしょうか?

ファンダメンタル分析の通りに動いたのでしょうか?

↓のチャートを見る前に1分間想像してみてください

・ユーロドル の値動き

・ユーロ円 の値動き

・ポンドドル の値動き

・ポンド円 の値動き

・ドル円 の値動き

・原油 の値動き

・金 の値動き

・NYダウ の値動き


1分足 下記のチャートでは8:30が日本時間21:30

FXe002093

初動は迷いが見える。


15分足

FXe002098

殴り合いの結果、NYダウは爆上げ、ドルは行って来い。

※このチャートを見る方法


米長期金利 3.00%を前に頭打ち→ドルの頭打ち感の大きな要因
(※↓のチャートの数字を0.1倍したのが金利。例:チャートの表示が21.50の場合、金利は2.150%)

big

https://fxtechnicalblog.fxtec.info/2006/12/saxo_1.html